SP-01|番外編|『キャラクターイメージ(新戸晴人・伊丹妙子)』
すいません。
今回は本編ではなく番外編です。
どうも。となりの新兵ちゃんです。
「それでも俺は引きこもりたい」をリリースして約一ヶ月。
ありがたい事に、この一ヶ月で私の駄文を読んで下さった方が、PV1000・ユニーク500に達しました。
アクセスを見ていると、更新される度に読んでくださっている方もいらっしゃるようで大変嬉しく思っております。
法事やら、仕事やら、亜種特異点Ⅱやらで、忙しくてなかなか更新が出来ておりませんが引き続き誰かの楽しみとなれればと思っております。
さて、今回はタイトルに有る通り、日頃のご愛顧に感謝してキャライメージイラストや設定などを投下しようと思います。
そんな事をしてるなら次話を追加しろ!と言われそうですが…
ご安心下さい!
投稿を開始する前に何となく書いた落書きに説明を追加しただけの物を公開するだけなので、そんなに時間は掛かっていません!
まあ、私は絵描きでも何でもないので、色々と『HIDOI!』ですが、なんとなーくこんな感じのキャラを思い描いてお話を投稿をしているのだと知って頂ければ幸いです。
私としては、これくらいのイラストが限界なので見て頂くのも忍びない感じなのですが、機会が有れば他のキャラも…。
うーん。結構、イラストを描くのも面倒なので描かない気がしますが、機会が有れば投下して行ければと思っています。
まあ、その前に本編を何とかしたい所ですね…。
閑話休題。
今回、投下するのは本編主人公「新戸晴人」と、本編ヒロイン(?)「伊丹妙子」の二人のイメージイラストと設定など。
画像では、本編で既に出ている事とか今後語られる事が無いような事しか書いてないので、ネタバレとかは有りませんから安心して御覧ください。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
では、まずは、本編主人公「新戸晴人」から設定・イメージ画像をご覧い頂きましょう。
絵がどいひー過ぎて恥ずかしいですね…。
と、言う事で新戸晴人の設定と外見でした。
と、終わっても良いのですが、画像の中で書ききれなかった部分をもう少しだけ。
多分ですが。以降、この話については、ここまで書く事はないと思いますので、この機会に出しておこうと思います。
では、「新戸晴人」の過去に関する設定を御覧ください。
【書き終えた後の追記と注意事項】
思わず興が乗ってしまい、結構長くなりました… orz
この時間を使って本編書けよと自分でも思います。
一部、後日使う可能性も出てきましたが、そうなった場合は再構成されると思います。
また、ちょっとグロくなった様な気がするので予めご了承下さい。
書き方がいつも以上に文章が定まってない感じがするのは、即興で書いて今はこれを再構成するくらいなら本編を書き進めようと言う判断なのでご理解頂けると幸いです。
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SP短編「新戸晴人」
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新戸晴人は小さい頃から両親の期待を受け育ちます。
晴人もその期待に応えようと貴重な十代を勉強に捧げました。
ですが、両親の期待に応えても応えても、両親は『晴人』ではなく、結果だけを見て『晴人』自身を見てくれていないと中学に入る頃から感じ始めます。
私は個人的に、両親が結果でしか評価をしてくれない。自分を見て話をしてくれない。と言うのは、子供にとって辛い事だと思っています。
晴人にとってもそれは同じで、結果以外は見てくれない。それ以外の事には目を反らして自分と言う人間の考えや思っている事、気持ちなどを頭ごなしに否定される事に辛さを感じていました。
ですが、両親が苦労をして今の地位を手に入れた事を幼い頃から聞かされていた晴人は両親の期待に応えようと努力を続けます。
そんな晴人の心の拠り所となったのが漫画やゲームなどの娯楽でした。
友達と遊ぶ事も余程の事が無い限り許されない環境で、クラスの中で男の子達が話していたゲームや漫画の話に心をときめかせます。
厳しい家に育ったため、お小遣いやお年玉を貯めて両親に内緒で買ったゲーム機や漫画は晴人にとってとても大きな冒険だったでしょう。
幸い、当時のファミコンの入力は2チャンネル。
NHKを部屋で流しながら勉強をして、勉強だけじゃなくNHKで世の中の事を知りたいと言う事で、両親は晴人の部屋にテレビを設置させます。
NHKしか見られない様に両親がテレビに細工をしても晴人にとっては問題は有りません。
2チャンネルさえ有れば、晴人は現実とは違う世界で大冒険ができるのです。
成績が落ちては両親に怪しまれるので、両親が課した勉強のノルマだけでなく自分自身でも勉強の量を増やして成績を維持しつつ、秘密の冒険を楽しみます。
晴人の集中力や要領の良さなどはこの時期に培われました。
両親との関係や成績などは良好でしたが、本当の友達と言う存在には恵まれませんでした。
中古のゲームボーイなどを手に入れては布団の中でも冒険を楽しみますが、晴人にはそれを話せる相手は居ません。
ゲームを元に小説っぽいものを書いたり、一人でリプレイを書いたりしても見せられる相手もいません。
晴人の子供っぽい部分や、少しズレている部分はこれが原因だと思います。
要領よく相手と話したり説得などは出来るものの、友人関係や人間関係と言う点で距離が分からない事に気が付いていないのは、思春期を過ぎるまで自由に人間関係を構築出来なかった事が原因です。
そんな晴人にも転機が訪れます。
高校時代のカリキュラムで行った留学経験。
留学により、晴人には一つの目標が出来ました。
ホストファミリーとの出会いで、自分の国の素晴らしさ(主にゲームなどサブカル面など)を知って、海外と自分の国を繋ぐ仕事をしたいと思い始めるのです。
晴人としては、目標に近づけるならどんな仕事でも良いと思っていましたが、両親の目もあって国の機関を目指します。
勉強面では優秀で人と話すと言う事に関しては問題のない晴人は希望の大学に進学し、希望の官省への入省を目指しますが失敗。
就職浪人をするよりはと両親を説得して大手の貿易商社に入社。
そこで知り合った初めての親友と呼べる存在となる同期の男と出会います。
酒を飲み、夢を語り、お互いに励まし合いながら仕事に邁進する。
これまで、勉強一筋だった晴人にとっては初めての経験。
そして、初めて出来た本当の親友だと思っていました。
仕事も順調で、着々と実績を積み重ね、自分が希望する仕事、やりたいと思っていたプロジェクトに一歩一歩近づいていました。
その頃からです。晴人の周りで違和感を感じ始めたのは。
最初に気が付いたのは、想いを寄せていた女性の態度が変わった事。
社内恋愛で誰にも内緒ながらも順調に交際を続けました。
ですが、キスで舞い上がっていた晴人に彼女は別れを告げます。
そして、知らされる親友との交際。
彼女と晴人の交際を知らなかったと晴人に謝る親友。
晴人も親友なら仕方ないと二人を祝福しました。
ですが、それだけでは終わりませんでした。
良くしてくれていた上司の態度の変化。
他の社員との間に感じる目に見えない壁。
理不尽な業務や会社での立場に影響が有るのではないかと思われる危ない仕事。
普段の晴人ならどうにかできたかも知れない事でしたが、彼女との別れの影響は晴人に暗い影を落しており、正しい判断はできませんでした。
そして、押し付けられる見に覚えの無い罪。
多額の損失。親友に頼まれたからやっていた危ない仕事。身に覚えの無い使い込み。
気が付いた時には既に遅く、全てがいつのまにか晴人の責任として広まっていました。
証拠不十分と言う事で部署の移動と言う措置だけで終わりましたが、晴人がその能力を活かせる部署に移動させられる事は有りませんでした。
地下の倉庫で資料や物資の管理と言われたものの、誰もそこに訪れる事の無い毎日。
誰とも話す事の無い日々。
会社に出勤すれば、晴人を避ける様に道を開ける同僚や後輩。
俺は必要無い人間なのだろうか。
ただ、置かれているだけの日々が晴人を蝕んでいきます。
そんなある日、親友だと思っていた男から飲みに誘われます。
個室の居酒屋。
「俺は信じてるよ。」
と、言う言葉に勇気づけられた次の瞬間。
親友だと思っていた男から告げられる真実。
「なんて言うと思ってたか?バーカ!いつまで会社にしがみついているんだ?邪魔なんだよ!目障りなんだよ!お前は俺がのし上がる為に利用されたってのがまだ分からないのか?お前の価値なんてもうこの世のどこにもねーんだよ!さっさと死ね!いや。死ぬ前にさっさと辞表出して会社に迷惑をかけんなよ!クズが!」
初めて出来た親友。
そう思っていた。
何を言われているのか理解出来なかった。
全てがこの男の仕業だと言われても信じたくなかった。
だが、現実は残酷で晴人を蔑む男の目は本当の事だと物語っている。
気がついたら殴っていた。
殴り倒していた。
男の声が出なくなるまで殴り続けた。
その後、男が訴えない。示談で済ませる。と、した事で友人同士の喧嘩が加熱してしまったとして警察から釈放される。
「晴人も悪いヤツじゃないんだ。仕事の失敗で病んでいたんだ。」
退社をする時にそんな声が聞こえた気がする。
もう、会社に晴人の居場所は無かった。
この一件で両親には勘当をされる。
このままではダメだとバイトを始める。
あんなヤツに負けたくないと気持ちを切り替えようとする。
だが、それだけでは終わらなかった。
毎晩の様にかかってくる無言電話。
ポストに入れられる汚物。
バイトの帰りに聞こえる見えない足音。
深夜に蹴られるアパートのドア。
続く嫌がらせが晴人の精神を蝕んでいく。
何とか立ち直ろうと病院にも通った。
防犯カメラを設置し、盗聴などされてないかも調べた。
少ない収入から費用を捻出して何度も引っ越した。
だが、続く嫌がらせの数々。
親にも頼れない。
友人と呼べる存在はもう居ない。
薬しか出さず、薬漬けにする医者を信用する気になれない。
「クックックッ…。アーハッハッハ!ウァァァァァァァァァァ!」
リミットが外れるのが分かる。
隣の部屋からの壁パンも気にならない。
もう良い。
もうどうでも良い。
口から吐き出されるドロドロの感情とは裏腹に俺は冷静に睡眠薬を貪り食っていた。
* * * * *
と、言う事で、晴人が異世界に来るまでの設定と言うか話でした。
最初は晴人が異世界に来るまでの設定を淡々と書くつもりだったのですが、最後の方で何となく方向性が変わってしまいました。
追記でも書きましたが、本編として使う場面があったとするなら、スカスカなので加筆し再構成する事となると思います。
プロットよりも、もっと前の段階だと思って下さい。
本編もプロットの域をなかなか出られていないので、更にスカスカなのを掲載するのはどうかと思いましたが、ワリと時間使っちゃったので「この下手糞が!こんなの載せんな!」とか言わないで頂けるとありがたいです。
と、言う事で。本編「其之一」に続くお話でした。
この時間で本編を書けたよな…。
と、言う事で。
精神的に壊れた晴人が師匠と出会い、ダンジョンマスターを目指したのは異世界に召喚されたと言うだけではなく、幼少の頃のゲームとかの影響が大きい気がしますね。
多分、GB版のウィザードリィとかにハマっていたはずです。
師匠の仕事がダンジョンマスターだと知った時には、凄くキラキラした目で師匠を見つめていたかも知れませんね。
子供の頃に両親に内緒で密かに楽しんでいた冒険が現実のモノになる。
晴人が徐々にでも立ち直ったのは、そんな背景があったからでしょう。
ちなみに、NHKが2チャンネルだとか、入力が2チャンネルとか言う話が分からない方は、おとーちゃんとかに聞くか、ググって頂ければと思います。
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では、続いて本編ヒロイン?の「伊丹妙子」の設定・イメージ画像をご覧い頂きましょう。
めがねって、かけているだけで三割くらい魅力がアップする魔法のアイテムですよね。
男子も女子もある程度似合っている物を装備していれば、めがねをかけているだけで何と言うかアレですよね。
そう言うフェチ的な理由で眼鏡をかけているのが伊丹妙子と言うヒロインと思われる存在です。
と、言うか眼鏡をかけているからヒロインっぽい立ち位置に居ると行っても過言ではありません。
そのうち、ローズさん辺りが眼鏡をかけ始めたら、ヒロイン枠に昇格したと思って頂いても問題ないと思います。
リックが眼鏡をかけ始める可能性も無いとは言えませんが…。
なぜ、こんなにも眼鏡プッシュをしているかと言うと、私の趣味と言う事も有りますが…。
意外と話す事が無いと言う…。
名前からしてアレですものね。
ヒロイン(?)なのにね!!!
かなり初期の設定メモに…
○真面目で勤勉
○メガネ
○優しい
○天然っぽい
○下ネタには乗る方
と、書かれているのですが…。
うーん。それ以上に黒い部分が目立っている気がします。
この設定が活かされたのって召喚時だけな気が…。
なんか、たまに良い事を言ってるとか考えてるっぽい場合が有りますが、裏に何かありそうで怖いです。
でも、それだけ晴人を信頼して安心しているのだろうな。と、思いながら動いてもらっています。
こんなキャラになり始めたのは「其之一|第七章|あなたはかみをしんじますか?」辺りからでしょうか…。
決定的になってきたのが「其之一|第十章|初めての冒険 後編」「其之一|第十一章|狂乱の宴」の辺り。
特に「其之一|第十一章|狂乱の宴」の展開をどうしようか考えあぐねて、晴人がどう行動するか。それに対して妙子がどう反応するかをダイスに委ねたのがアレでした…。
あの辺りから劇的に化けの皮が剥がれ始めたと思います。
まあ、いっか。何とかなるでしょう。
今は何となくアレな感じですが、そのうちシリアス展開やら晴人との恋愛展開なんかも頑張ってもらおうと思っているので、コロコロと変わる10代っぽい感じを楽しめればと思っています。
恋愛展開に関してはどうしたものかと、たまに考えてはいるので、それっぽい言動を入れたりしていますが、最悪 どうするか決め兼ねた時には、またダイスを降って展開を決めると思うので、なんか話の流れがアレだった際にはダイスを振ったと思って頂ければと思います。
ホント。大まかな流れしか決めていなくて、その場その場で動いているキャラなので、私自身どうなるが分かりませんが、愛されるキャラに成長してくれる事を願います。
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と、言う事で。
「沢山の方が読んでくれて嬉しかったから恥ずかしい落書きと設定を公開してみたスペシャル」
として、お届け致しましたが如何だったでしょうか?
この時間を使って本編進められたなぁー。とは、思いますが、少しでも晴人と妙子のイメージを感じて頂けたなら幸いです。
忙しい時には、なかなか公開できない事も有るかとは思いますが、これからもご愛読頂ければ嬉しく思います。
本編では無いのに、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
それでは、またいつか。




