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自律進化  作者: 秋山秀樹
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実験

 実験


 生物の進化を証明するに実証実験が当然必要になります。

 では実証実験は可能でしょうか。現状ではそれは不可能であるいえます。それはきわめて時間のかかる実験になるので、少なくとも人間の一生のうちに結果を出すことは無理である考えられています。


 では短期間で生物が進化あるいは進化を研究する上で重要な変化を観測する可能性がある実験をすることができるでしょうか。

 地球上で生きている生物に重力が掛かっています。また大気の中で呼吸をすることで生きています。

 もし宇宙空間に生存可能な空間を作り出し、その中で生物を飼育し、地球より少ない重力下で生活させ、その生物に子孫を作らせれば、地球より少ない重力下で生きる生物がどのような進化をするかが確認できることできます。また遠心分離装置のように遠心力をかけて高重力を人工的に作り実験することもできる。

 なおかつその宇宙ステーションの実験室の中の大気組成を変えることによって、生存環境の二つの重要な要素を変えることによって、実験生物に対して大きな負荷をかけることが可能になる。

 

 では具体的にどのような生物を選ぶべきかであるが、まず第一に鳥を選ぶべきでしょう、鳥の中でも飛べない鳥がいいのではないでしょうか。

 次に爬虫類の中でも特にコモドドラゴンがいいのでと思います。

 結局のところどの種類がいいかはやってみなければわからないでしょう。

 また出来れば実験室は大きければ大きい程よいわけですが、それは技術的に可能な範囲内ということになります。出来れば一定の生態系を丸ごとで実験できれば一番いいということになります。


 もし上記のような実験が可能になったとしてその結果ですが、まったく予測はつきません、驚くべき知見がもたらされるか、または今までまったく変わらない可能性もあります。ただ今までまったく変わらないという結果がもたらされたとした場合でも生物は重力や大気組成を変えた環境で飼育してもそう簡単に進化や進化を理解するために必要な大きな変化をしないという結果を知ることが出来る出来ます。

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