24, アオとも数日おさらばかなぁ………。
ミュシュラとガネイシャは手分け作業で牢屋の鍵を壊して、なかに囚われていた人たちを外に出し、一箇所に集めた。
「あ、ありがとうございます。」
「助かりました。」
人々は困惑しつつもミュシュラに礼をいう。
「あの、お手数ですが本件に関わる商人達を捕らえるまであなた方の保護をしてもらうために近隣の商人ギルドの支部に向かってほしいのですが。」
「えっ……。」
「もちろんあなた達に護衛は付けますよ。私が仲間を呼びに行くのでしばらく待ってもらえると」
「キサマ、何をしている!!」
「おっと、時間が足りなかったですか。」
顔を真っ赤にして自分を睨むのはバッカス。その後ろにバニーガールのような格好をして口癖をつけている子供の目には大変よろしくない巨体の男が複数。
「ガネイシャ、護れるよね。」
「これくらいの人数なら……。」
「お前ら、さっさと檻のなかに戻れ!!こいつらが見えんのか!!」
(これぞまさしく虎の威を借る狐かな?)
彼らの身体にある傷はあの巨体達が付けたのだろうか。先ほど大人しく檻に入っていたときよりもひどい恐怖と絶望を顔に滲ませた彼らは自分たちが入っていた檻へと足を向けた。
「ミュシュラ、貴様にはがっかりしたぞ。」
「なにをがっかりしたのです?」
「お前この状態でよく何をとか言うな。」
「私はあなたの不用心さに感謝していますよ?国の法を破ってまで手に入れた貴重な商品を監視もつけずにほぼ初対面の男と一緒にして目を離すなんて。今までよく捕まりませんでしたね。」
「ふん。」
「あなた方を憲兵に突き出します。」
「したいようにしろ。」
バッカスが手を挙げると男たちはゾロゾロとミュシュラとガネイシャを取り囲んだ。
「このバニーボーイの方たちも奴隷ですか?」
「殺れ。」
「会話も成立しないとは……。」
男の一人がこれまた大きな斧を振り下ろした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私はアニメなどに出てくる筋骨隆々な男が口枷と真っ黒なサングラスしてバニーガールの格好しているのが大好きです。そのうえに後ろで手錠をされてたらもっと好きです。




