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聞きなれない魔石師との奮闘記  作者: さんご
成長と旅立ち
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ギルド内では

アクセスしていただきありがとうございます。

わかりにくい部分などありましたらご連絡ください。

ブックマーク登録などしていただけると、作成の励みになります。よろしくお願いいたします。

レベリングの帰りに、本日回収した素材を売るためにギルドに立ち寄る。

すると、ギルド内である噂を聞いた。


「ポーターは酷い荒れようだったみたいだな。」


「カーズウルフは今はいないみたいだが、魔物はうろついていた。」


「周辺の森も調査したが、強い魔物が多かった。新緑の森の綺麗な緑、そんな昔の面影がぜんぜんなかったな。」


「カーズウルフの行方は分かったのか?」

「なかなか足取りはつかめなかった。」

「ポーターを探しては見たがいなかったが、どこに行ったやら、今回の調査では突き止められなかった。」

「もう少し範囲を広げて調査するらしい。」


なんでも、キワザスから高ランク冒険者がポーターの調査のために周辺の森やダンジョンに行っていた。

ポーターを滅亡に追いやったカーズウルフを討伐するための準備調査のためだ。

ポーターはかなり破壊され昔の面影も無かったらしい、新緑の森も荒れ果て半分以上木々が無くなっていたとのこと。


「ただ、森で奇妙なあれは、魔道具だろうな。破片があちらこちらに散乱していたよ」

魔道具がその辺りに落ちていることは珍しくはない。

戦闘中にも魔道具を使い戦ったりするからだ。ただ、調査隊が向かった場所は、戦闘もそう激しくない場所。

枯果てた森付近でスタンピードの際は、既に手遅れになった場所で冒険者が戦闘をした場所ではなかったのである。


冒険者は、魔道具らしき破片を珍しそうに冒険者仲間に見せていた。


マキも、ちらっとではあるが、その魔道具らしき破片を確認することができた。



「なんかどこかで見たような、丸っこくトーチのような。つい最近・・・」

マキはつぶやく


「俺の調査では、カーズウルフは、ポーターの町にいなかった。少し、森の方へ行って見たが歩いた場所が死の大地なるからな、跡追ってみたら、

新緑の森のさらに先に続いていたよ。その先は、恐ろしくて行けなかったがな。」


「その辺りは、魔力が濃くてもう進む勇気がなかった。」

「何故かはわからないが、魔物もおとなしかった。きっと支配されているんだ。」

「そんなこともあるんだな。」

「ボスぐらい強い魔物が出現するとそういう事例もあるらしい」


現在のカーズウルフの住処は、新緑の森の奥の枯果てた森の地域に生息しているのが何となくではあるが分かった。


「新緑の森辺りでも謎の魔道具のような断片を見つけたって、いってったやつがいたな」

調査に行った冒険者は、枯果てた森の手前の深緑のダンジョンの辺りでたくさんの怪しい魔道具の破片を持ち帰ったようだった。

もう既に、魔物に壊されたのか魔道具の機能は失われていたが、調査に行った冒険者は、辺りに多くの破片があり人為的に誰かが配置したのではないかと予想していた。


ポーター再建のために色々話は聞きたかったが、お兄ちゃんと2人疲労も限界に達していたので、ギルドを後にした。

次回の投稿は、2月21日を予定しております。

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