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聞きなれない魔石師との奮闘記  作者: さんご
成長と旅立ち
6/74

魔力運用は、計画的に

次の日、マキは

「お父さん、魔石もっと欲しい。」

父もスライムの魔石からランクを上げられることを知っているので


「わかった。わかった。とりあえず、ここにある分で遊んでいなさい。

上手くできたらお店で売ってお小遣いをあげよう。ははは」

父は、そういうと店にあるほとんど売れるはずのないスライムの魔石を大量(千個ぐらい?)に渡した。


「わーい、わーい」

マキは、嬉しそうに部屋に運ぶ。(千個はさすがに重い)


しばらく、マキの部屋からは、「魔石合成」と元気よく唱えているのが店に響いていた。

が突然、ないも声がしなくなった。

父も母も飽きてねてるのかなと思っていた。

お昼ごろになり、ご飯の時間だ


「マキ!ごはんよ。寝てないで起きておいで?」

母は、普通に声をかける。

でも、マキは起きる様子もない

大声で呼びかけても、反応がなかった。


「お父さん、マキを呼びに行って」

父は、しぶしぶマキの部屋に行き、反応がないのでガチャっと部屋を開け入ると

そこにマキは、倒れていた。


魔石が部屋中に散らばっていて、合成していた様子はうかがえる。

魔力が尽きて、気絶していたのだった。

びっくりした父は、慌てて母を呼んで、マナポーションを持ってくるように言った


「急いで、マナポーションをもってきて!」

母もその声に気づいたのか、急いでお店にあるマナポーションを持って、マキの部屋に来た。

気絶していたが急いで、マナポーションを口に含ませ少しでも魔力が回復するように促す。

そのままベットに寝かせ、安静にしていた。

夕方になり、マキは目を覚ました。

その日は、両親からお説教である。


「まったく、何個合成しようとしたの、レベルも低いのに一気にやったらダメでしょう。

夢中になるのは、わかるけど、ほどほどにしなさい」

強い口調で、両親のお説教タイム


「はーい。ごめんなさい。確か、10個ぐらいまでは記憶があるけど…」


その後もコンコンとお説教タイムは続いて、マキは泣きそうだった。


過剰に魔力を使うと魔力欠乏で気絶する。運が悪いとそのまま亡くなるケースもある。

また、その欠乏状態が続くと魔力が使えなくなったり、暴発したりと悪いことしか起こらないからだ。

小一時間で説教タイムが終わった。


あとで部屋を見て数えると11個ランクが上がっている魔石があった。

お小遣いの話もあったし、そのランクアップしている魔石を父に渡し、お店に並べてもらうことになった。

次回の投稿は、9月22日を予定しております。

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