祠の中を探索し始めました6
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匂いも落ち着き、魔法で身体強化を使い体制を整えた。
反撃するターンだ。
「スラッシュ!」
エメダは、戦士の技を使って、タコイカの足を切り落としていく。
落とした足はしばらく動いているが次第に動かなくなる。
次第にタコイカの足が少しづつ減っていく。
ユキも負けずにウインドカッターを使って、足を切り落としていく。
タコイカは、次第に弱っていく。攻撃する足も無くなる。再生する様子はない。
「こうなれば、大丈夫ね」
ユキは、油断し得意げに言う。
ユキは、よそ見をしている間に、決しの覚悟でタコイカは、体当たりで反撃する。
油断しているユキに攻撃がヒットし、壁に叩きつけられる。
「きゃー」
それを見ていた、マキにエメダは駆け寄り心配する。
「ユキちゃん。大丈夫?」
そして、マキはウォーターヒールを使いユキの傷を癒す。
「ありがとう。マキちゃん。油断しちゃだめだね。へへへ」
ユキは、意識もあり何とか立ち上がれるまで、回復はしたものの今まで通り戦える感じではない。
「少し休んでいてください。私とマキちゃんで倒します。」
エメダは、ユキに休むように促し気合いをいれ直す。
足が少なくなっても油断してはいけないと思っていた。
「エメダちゃん。強めに成長魔法かけるから、一気にスラッシュをお願いね。」
「はい。分かりました。」
マキは、魔石を一つ取り出し、魔力を取り出し、すべて成長魔法に注込みエメダにかける。
「いくよ。」
マキは、ウインドカッターでタコイカを引き付ける。
足を失い素早い動きもできないので、余裕でダメージを与えられ、怯ませる。
「いまよ!」
エメダは、溜めていた力を一気に解放し、
「合技。強化斬撃」
強力な一撃でタコイカを真っ二つにして倒した。
でも、マキはなんか笑っている。
「エメダちゃんそういうのやめてよ。中二病みたいだよ。ははは」
「え~違うんです。違うの。気合いを入れて声に出した方が威力が増す気がして、全然そういうのじゃないのに」
「ははは、冗談よ。人それぞれ気合いの入れ方は違うからね。気にしないようにするね。」
「もう、マキちゃんは!」
エメダは、恥ずかしいのと少し怒っているようだった。
と冗談を言える余裕を見せ魔物を討伐することができた。
次回の投稿は、9月27日を予定しております。




