祠の中を探索し始めました4
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少し休憩を挟んだら、再び探索を再開した。
あれから、20部屋ぐらい探索した。魔物は、ワンパターンで次第に慣れ、倒す時間も短くなっていった。
宝箱は5部屋に1個ぐらいの割合で置いてあったので、5個ゲットしていた。罠も無いものだった。
26部屋目に入るとそこは大きな空間となっていた。
今までの部屋を全部足したかのような広い部屋。その真ん中に、大きな魔石のような球体の玉がある。
「この部屋、なんだろう。ボス部屋みたい。」
「さっき休憩していて、良かったです。全力で戦えます。」
エメダは、やる気に満ちている。
「私はあの真ん中にある魔石のようなものが気になります。手に入るのでしょうか。」
マキは、魔石に気をひかれているようだった。
「そうですね。ボス部屋みたいですね。ボスが現れるかもしれませんから、少し警戒しましょう。」
マキは、続けてみんなに戦闘の準備をさせる。
「今までも魔物はそんなに強くなかったから、強くないよ」
「ユキちゃん油断したらだめよ。」
エメダは、身体強化を少し強めに発動し、警戒する。
みんなが準備が終わるころ、部屋の奥に魔法陣の光が灯る。
水色の綺麗な光で幻想的だ。みんな少し見とれている感じだ。
「うわー綺麗な光」
ユキは、目を輝かせて特に見とれている。
そこから、大きな魔物が現れる。タコのようでもありイカのようでもある不思議な魔物。
実際には、見たことはないが、三つ首の地獄の番犬ケルベロスというがいるらしいのだが、
それを思わせるような、二つの首を持つタコかな?足が8本見える。だからベースはタコなのだろう(タコイカと命名しよう)。
片方の首には、墨を吐くような丸い口と大きな目、少し赤い。もう片方は、白くすらっとしたフォルムに両サイドに大きな目を持っている。
奇妙な魔物だが、かなりの部屋で戦ってきた感覚でいうと納得できる。
「うげっ。気持ち悪いの出てきた。さっきは綺麗だったのに」
ユキは、あからさまに嫌な顔をする。
「さっき食べたばかりなのに((´∀`))ケラケラ」
エメダは、少し余裕だあるようだ。
「気を引き締めていきましょう」
「はい。」
次回の投稿は、9月13日を予定しております。




