祠の中を探索し始めました1
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12階層の中に、ダンジョンを思わせる祠の中。
中は、だいぶ広いようだ。
誰も、入った形跡がなく、埃まみれ足跡一つないようだ。
「噂の通り(謎だけど)誰も来ていないようだね。」
マキは、つぶやく。
「罠にも気を付けないといけませんね。ニウテさんがいればいいんだけど」
ニウテは、罠を見破ることができていたのだ。
でも、マキとユキもニウテに身体強化を教えてもらうときに軽くレクチャーを受けていた。
しかも、魔力操作で狭い範囲であれば、魔力を辺りに広げ何となく危険を察知することは覚えていたので、罠には問題なさそうだった。
「少し下がっていて」
ユキは何を思ったのか、みんなを下がらせる。
「ファイヤーボール」
ユキは、手に少し大きめの火の玉を出す。その火の玉を自分達より先に飛ばし操作する。
明かり替わりと罠を破壊する役目を担う。でも、少し祠の中は熱くなる。
「氷の玉にしない?コロコロ転がせば、狭いこの中で魔物からの不意打ちを防げるかも」
「寒いのも暑いのもどっちもいや。」
エメダは、どっちも嫌いらしい。
火の玉は、目立ちすぎ標的になる可能性が高くなる。氷の玉はいいが、地面と氷が擦れる音もして、魔物に気づかれる可能性がある。
集まってくるとこちらが不利になるのは明白だ。
色々3人で考えた結果。
マキとユキで魔力を周囲に広げ、怪しいでっぱり(罠のスイッチ)を感知し、かつ身体強化で不意打ちを防ぐ事に落ち着いた。
「気を取り直してこの祠攻略と行きますか。」
「でも、何階まであるんでしょう?」
「確かに!!」
「ほんとに!」
攻略情報などは、どこからもゲットしていない。
なので、何階まであって、どういう魔物が生息して、ボスがとかは全くの未知であった。
祠に行きつけないのに宝があるという噂だけが流れていた。
「せっかく来たんだし、少し探索しましょう。あまりにも時間がかかりそうなら、一旦戻ってお兄ちゃんとも相談しよう。」
「はい。。」
とりあえず、12.1階を進む。
魔物は、結構出現する。
レベルも12階層にいた魔物よりも、少し強めで、種類は、アクアゴブリン、アクアホブゴブリン、サハギン、リザードマン、魚人、タコのような魔物、イカのような魔物が結構出てきた。
タコの魔物は、オクテドン、イカのような魔物は、プチクラーケンというらしい。魔石を見て分かった。
アクアが付いた魔物は、どうやら水属性の魔物で水に耐性を持つ。
これも、魔石を調べることで分かり、耐性が付いた魔石もたまに落とすことが分かった。
次回の投稿は、8月23日を予定しております。




