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聞きなれない魔石師との奮闘記  作者: さんご
成長と旅立ち
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森の縫い目ダンジョン攻略その2ー2

アクセスしていただきありがとうございます。

駆け出しでわかりにくい部分などありましたらご連絡ください。

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見慣れない冒険者が近づいてきた。そして、魔物も大量に!


「って、おい!こいつらなんだ。」

ニウテは、お怒り気味にいっている。


そこには、3人組のパーティが現れた。とおもったが、後ろに7体もの魔物ホブゴブリンを引き連れて来ていた。

8人の人間と9体の魔物といった構図となった。


「やっと見つけた。可愛い子。ゲット。助かった。」

チャラいリーダー風の男が話しかけてきた。


「迷惑な奴らだ。」

ユキは、ぼっそっと漏らす。


「こんなに魔物を引き連れてきて、どういうつもりだ。」

魔物をこんなに引き連れてきているにも関わらず、謝罪もない。

かつ、なにやら、マキを見てニヤついていたチャラい男が兄として気に入らなかったので、かなりガルジは怒った口調で言った。


「うわ!怖い。怖い。魔物より怖い。このぐらい楽勝でしょう(何故か私たちをみる)」

チャラいパーティメンバーの魔術師風の男が笑って答えている。


「楽勝なら、何故助けを求めたんですか。だいたい、名はないのですか。謝罪は?こちらも命の危険にさらすことになるのに・・・

だから、冒険者は礼儀知らずと言われ、ならず者や良い印象を与えないんですよ。結果、冒険者ってだけで、品位を下にみられることになってしまう。

それに引き換え、我らがリーダは礼節もあり、こんなことは消して行わない。素晴らしい人だ。」

エメダもお怒り気味だが、何故かマキを崇拝している感じとなった。


「おっと、それは失礼した。俺は、剣聖のブレソドだ。

 我々は、この地域では最強の「折れた剛剣」だ。絶対折れないと言われる剛剣でもへし折るぐらい、

 修行に修行を重ね強くなるという意味だ。どうだ。かっこいいだろう。」

リーダー風の男は、マキを見てドヤ顔で自慢している。


「ぷぷっ!あ、そうなのですね。」

「クウィ~!」

マキは、唖然に取られた。興味なさそうな返事をする。クウィも笑っている。


志しは、立派だがパーティ名なのか、おかしすぎる。ダサすぎる。逃げてきているのに、志しと行動が伴っていない。突っ込みどころ満載だ。

もっといい名前のパーティー名は付けられなかったものなのか。

普通に「折れない剛剣」でいいだろう。その方が、まだましだ。

限界を超えて強くなるということなら、「リミットブレイク」とかの方が、中二病に聞こえるがまだましだ。


「けん、せい、さまでしたか、(何故かカタコト)

それなら、この9体の真音のを倒すのは、楽勝ですね。クスクス。では、私たちは、この場を剣聖様に任せて、先に進みましょう。

修行にもなりますし、邪魔しちゃ失礼ですね。」

ユキは、バカにしたように話す。


「え!!ちょ・・・リーダー!見栄を張るから(モテたいのはわかるけども)

ごめんなさい。謝罪します。どうか、ご慈悲を、お助けください。お願いします。

10階層のボスは、何とか倒せたんですぅ。11,12階層は、冒険者の噂通り、ボーナスステージ。10階層毎にあるらしい。だから、21,22階層も比較的楽みたいですぅ。

で、12階層までは、景色も綺麗で魔物も少なく楽勝だったから、このリーダーが調子に乗って、13階層まで来てしまって、

最初は、調子よく進んでいたんですけど、突然5体の魔物に遭遇して、この3人では厳しさを感じ撤退することを決めたんです。

撤退しながら、戦っていたら戦いの音を聞きつけ、魔物がさらに3体増え、1体は何とか倒せたけど、もう、気力も魔力も限界で、必死に逃げてきたんです。

リーダーは助けなくてもいいから、私達2人だけはどうか、助けてください。」

平謝りするヒーラー風の女メンバー。2人を見ながら(お前たちも謝れ的な合図を送っている)ペコペコ頭を下げて必死に訴える。


「お!そっちにもかわいい子いるじゃん」

「バコっ!」

「ニウテ、お前もナンパか!!ややこしくなるからやめろ。」

ガルジは、すぐさま止める。

次回の投稿は、7月19日を予定しております。

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