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聞きなれない魔石師との奮闘記  作者: さんご
成長と旅立ち
42/75

ボス部屋攻略へ

アクセスしていただきありがとうございます。

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並んでいても、扉からでてくる者はいない。中の状況などは全くわからなかったが、ベテラン達なのか、周りで色々話が聞こえてきてあまり恐怖はなかった。


30分ぐらいだろうか、並んでいるとマキ達の番が回ってきた。

みんなで一応、気合いを入れて5人でその扉を開け入る。


「あのパーティ5人組か、ちょっと辛いかもな」

入る瞬間どこからともなく、声が聞こえてきたが、後戻りはできなかった。


部屋の中に入ると、扉はします。

辺りは暗かったが、周りに明かりが付き始め、少し明るくなる。

演出なのか、いかにもという部屋の装飾だった。

少し奥の正面には、謎に魔法陣が4つ発動しようとしているようにひときわ目立つ明かりがあった。


「みんな気を付けてね。多分、魔法陣から魔物が現れるよ。」

マキは、みんなに注意を促す。みんなもうなづく。


ダンジョンのボスの部屋は、初めてのマキ達、先ほど周りからある程度聞いていたので、予想はできていた。

どうやら、魔法陣からホブゴブリン3体とホブゴブリンエリート1体が現れた。

エリートは、3体のホブゴブリンに指示を与え、かつ能力値補正があるようだった。


「お兄ちゃんに、ニウテさんに、エメダちゃんは、3体のホブゴブリンを抑えておいて、その間にエリートを私とユキちゃんで倒すから、その前に、強めに成長魔法をかけておくね。」

マキは、みんなに指示を出し、みんなもそれに了解する。

注意深く、慎重にみんな攻撃を仕掛ける。


「マキちゃんやりますか?軽く合成魔法でもかな?」


「いいね。試してみましょう。」

マキとユキはそういうと示し合わせたかのようにマキは、氷の魔法。ユキは風の魔法を発動させ、2人は手を合わせる。

息も合わせ、魔法も合わせる。少し発動に時間は、かかるが合成魔法だ。

洞窟の上の方でクウィも静かに、見守る。


「合成魔法。吹雪!」

「クウィ~!」

ホブゴブリンエリートめがけて、魔法を操作する。

エリートに見事に命中する。その場に強い風と冷気でできた氷で辺りに吹雪を発生させる。


「ぐもぉぉぉぉ!!」

エリートは、魔法に抵抗するもむなしく、エリートは氷漬けになって倒した。


「マキちゃん、楽勝ね、みんなはどうだろう。」


「みんな、加勢するね?」

マキは、みんなに声をかけ辺りを見渡すも、みんなも終わっていたようだった。


「え!え~~!待機部屋の言ってったことっていったい。」

マキは、複雑な表情を見せる。


「みんなの方が早かったのね。」

ユキも驚いていた。


マキとユキあの驚きにその場の空気が和む。

これまで、倒していたホブゴブリンなので、3人も問題なかった。強めの成長魔法のおかげかあっという間に倒すことができた。

戦利品を集め、奥の扉が開くらしいので待っていた。

しかし、ボスを倒し少し時間が立っても奥の扉が開く様子もなかった。

次回の投稿は、6月21日を予定しております。

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