ニウテの性格
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兄の親友そして、冒険者仲間のニウテ。
ニウテは、ドワーフ族の戦士だった。
背は小さく髭ずらで筋肉質のドワーフいかにもって感じ。
ドワーフと聞くと鍛冶を思いつくだろう。そうなのだ、だから兄に引かれたのだ。
ニウテは、周りに鍛冶職人が多い環境で育ったこともあり、鍛冶の知識は豊富にあったが、何故か自分にスキルが身に付くことはなかった。
鍛冶師でないと肝心なところで武器の効果などが半減されてしまう。作ることは可能であるが補正が全くなくなってしまうのだ。
そこで兄は、鍛冶士。武器や防具を作成できる。
半ばあきらめていたが、兄が自分にないものを持っていたから、惹かれそして親友となったのだ。年も近いということもあった。
だから素材集めのお供としてニウテと一緒に冒険していた。また、鍛冶の豊富な知識を教えていた。
ニウテは、性格に難があった。
ドワーフには珍しく人族の女性が大好きだったのだった。知り合ってすぐは、目をはなすとすぐナンパをして問題を起こしていた。
だからか、ニウテとはたいてい兄と二人のパーティを組んでいた。女性が絡むとおかしくなるからだ。
あと、嫌いなやつとは話もしない偏屈な奴だったこともあった。男をパーティーに入れても気に入られなければ、連携など皆無になってしまう。
そんなこんなで、ニウテは兄としか行動していなかった。ただ、気に入っている兄に対しては絶対的な信頼を置いている。
では、マキ(♀)とユキ(♀)と一緒に行動できるのか?
それは、可能のようだった。
そもそも、兄も少しづつニウテを教育していたのだ。
しかも、親友の兄の妹に手を出すまで変態な性格ではない。そこはわきまえているようだった。
ユキに対しては、怪しいところではあるが、貴族の娘と言っているので、不敬罪などを恐れて何もしないと踏んでいる。
まーなにかあったとしても、兄がそのあたりの手綱を引くだろう。引いてもらわないと困る。
ちょっと怪しいところもあるが、何とかパーティーを組んでダンジョン攻略ができると踏んだ。
そういえば、ダンジョン攻略を始めるにあたり、マキはまともな武器を持っていない。(実は持ってなかったのです。簡単なナイフぐらいだった)
もともと、兄に作ってもらおうと思っていたので、あまり気にしていなかった。魔石があれば、魔法は使いたい放題だったこともある。
そこで、兄に武器を作成を依頼した。この間ゲットしたデスウルフの魔石を使って杖を作ってもらう依頼をした。
1週間ほどでできると兄はいっていたので、1週間でダンジョンに向かう他の準備をユキと行うことにした。
次回の投稿は、4月5日を予定しております。




