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返事

学園祭から1ヶ月後


リバーに告白の返事をするために図書室にきました。


「ムーア先生いらっしゃいますか?」


「ホワイト嬢きてくれたんだね。奥の部屋で話そうか」


図書室の奥に部屋があるのね。知らなかった。


「好きなとこに座っていいよ」


「はい」


「シャロン返事をしにきてくれたんだよね?」


「はい。リバーのこと真剣に考えたわ。だけどリバーとはお付き合い出来ません。ごめんなさい・・・。私はライアン様が好きなの。私が寂しいときや辛いときに、ずっと私の隣にいてくれた優しくて大切な人なの」


「シャロン泣かないで。断られるってわかってて告白したんだから。でも俺の気持ち最後に伝えたくて告白したんだ」


「リバーありがとう。リバーは私の初恋の人だった。幼い私を好きだと言ってくれてありがとう。すごく嬉しかった。リバーの幸せを願っているわ」


「シャロンこちらこそありがとう。ライアンと幸せになってね。シャロンの幸せを願ってるよ」



数ヶ月後リバーはハールン国へ帰っていきました。



┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉

『オリバー視点』


俺はハールン国へ帰ってきた。


「オリバーおかえり。みんなお前の帰りを待っていたぞ」


「父さんただいま戻りました。お元気そうでなによりです」


「陛下がオリバーをドミニク様の側近にしたいと言ってるんだが、どうするんだ?」


「ふぅ・・・まだ言ってるんですか。何度も断っているのに・・・そろそろ諦めてほしいものですね。父さん私から陛下に伝えときます」


「お前に側近になって欲しい気持ちも痛いほどわかるんだが・・・お前がやりたくないのなら、しょうがないな」


「私は教師の仕事が好きなので側近にはなりません」


「側近の話は置いといて、お前に婚約話がきたよ。お相手はステート侯爵の娘さんだ」


「ステート侯爵でしたらマーヤ嬢でしょうか?」


「ああ、そうだ。お前もいい(とし)になってきたしな。考えてくれ」


「わかりました。前向きに考えてみます」



シャロンのことはまだ忘れられそうにないけど俺なりに頑張っていこうと思うんだ。


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