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-----箸休め61品目 ゴロンニャと座布団

飲んでるときに、もう当たり前の景色になったゴロンニャと座布団。

ゴロンニャがゴロゴロと転がるとたくさんの座布団がついていって、ゴロンニャを中心に飛び回るんだよね。


「何も不思議なことはないのにゃ。こうやってこうしてゴロゴロ―ってするだけなのにゃ」


って言ったゴロンニャはいつものように座布団と一緒に転げまわってるよ。

うーん。やっぱり不思議だなあ。


「簡単なのにゃ。タクちゃんもやってみると良いのにゃ」


え?そんなのできるわけないでしょ。

あれ?もしかして自分もできちゃうの?

異世界ってそういうのあるもんね。じゃあゴロンニャみたいに座布団と一緒にゴロゴロ・・・・・・


・・・・・・当たり前のように一人で転がっただけだよ。座布団はピクリとも動いてないよ。

何これ恥ずかしい。


「にゃ?タクちゃんは慣れてないんだから転がるときに呼びかけないとダメなのにゃ」


え?呼びかける?


「ゴロンニャはもう座布団と息がピッタリだから言わなくてもわかってくれるのにゃ。でもタクちゃんだといきなりは無理なのにゃ」


本当に?呼びかけたら座布団も一緒に転がってくれるの?

異世界ってそういうのあるもんね。じゃあゴロンニャみたいに座布団と一緒にゴロゴロ・・・・・・


・・・・・・ってまた当たり前のように一人で転がっただけだよ。恥ずかしさが倍増したよ。


「何で座布団を持ってきたタクちゃんができないのにゃ」


いやいや。元から座布団ってそういうものじゃないからさ。


「にゃにゃにゃ!!!タクちゃんの世界が凄いから座布団と一緒に動けるのかと思ってたのにゃ!!!」


そんな勘違いしてたんだね。

ってじゃあ何で座布団は動いてるんだろうね。



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