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-----箸休め44品目 飲んでるときのちょっとした小ネタ2

今日も今日とてみんなと飲んでるときに、ゴロンニャに箸を揺らしてふにゃふにゃするやつを見せたら、ゴロンニャは両腕を広げてふにゃふにゃさせちゃった。どう見ても物理的に関節じゃないところも滑らかに曲がってる。

そんなやり取りをしていたら、周りのみんなもこっちを気にしだしたんだよね。


ゴロンニャの腕が凄いことになってるって伝えようとしたら、その前にゴロンニャがみんなに向って言ったんだ。


「タクちゃんはお箸をぐにゃぐにゃに曲げることができるのにゃ。とんでもないのにゃ。みんなも見ると良いのにゃ」


うーん。そんな大したことじゃないんだけどなあ。

この程度で良いなら。こんな感じで。


「ほらなのにゃ。とんでもないのにゃ」

「す・・・凄いでござるな」

「箸を折らずに曲げるだなんてありえないわ」

「悪魔的には世の中の法則を超越しているよね」

「こんな奇跡を起こせるだなんて素晴らしいですわ」


いやいや。本当にみんな大袈裟だって。

ただの目の錯覚だからさ。誰にでもできるってば。


それでもみんなはずっと驚いてる。ここまで反応してくれたらやったかいもあったってもんだね。

と思ったらみんなが急にごそごそと集まって何やら話しているんだよね。なんだろう。

しばらくしたらみんなでウンウンウンウンって何度もうなずいて。錯覚のことを納得したのかな?

そしたらゴロンニャが


「見て見てタクちゃん」


って言ってきて。みんなが横一列に並んで何かを始めたよ。

ああ!腕がぐにゃぐにゃするやつ。みんな一斉にぐにゃぐにゃさせてるよ。どうなってるのこれ。


「タクちゃんには負けるのにゃ」

「タクノミ殿には負けるでござる」

「タクノミには負けるわね」

「タクタクには負けてるよね」

「タクノミ様には負けますわ」


いやいやそっちのほうが本当に凄いんだからね。

異世界だと当たり前なの?そんなわけないと思うんだけどなあ。



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めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいです。


読んでいただけるだけでうれしょんするほど喜びますが、反応していただけるのは最大のご褒美です。

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