婚活をはじめて5年! いい加減イイ女性を見つけたい。
僕の名前は 『横川 光秀』 46歳で独身、結婚歴ナシ。
仕事は、小学校の先生。
生徒からも、、、よく言われるのは...?
『横川先生! 何時、結婚するの??』
『もぉ~オジサンなんだから~イイお嫁さん見つけなよ~!』
『最近、髪が薄くなってきてない!?』
『横川先生は、見た目はちょっと? でも性格いいのにねぇ~!』
『結構、、、ヤバいんじゃないの!? 46歳って!』
▽
まぁ、こんな感じで、、、僕は生徒にからかわれている。
だから、5年前から僕は【婚活】を始めたのだけど......?
なかなか? 上手くいかない!!!
はじめの 『自己紹介』のところからダメなのか...?
手ごたえを感じない!
僕の方から、気に入った女性にアプローチをかけても......。
いい返事が帰って来ない。
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そもそも、僕と会いたいと言ってくれる女性がいない...。
でも、5年も婚活をしていると...? コツを見つけると言うか...?
だんだんと、はじめの段階で断られていたのが、会うところまでは
上手くいくようになってきて、、、。
それでも、話をすると......? 上手くいかない!
以前、僕と会った女性は......。
『はじめまして!』
『はじめまして...。』
お互いの自己紹介をして、そこから趣味の話......。
『○○さんは、何か趣味はありますか?』
『私は、料理を作るのが好きです。』
『何が得意料理なんですか?』
『肉じゃがとか? 作るのが好きですね!』
『......』
まさかの!? ここから1時間、無言になってしまった。
当然だけど...? 次はない!!!
▽
僕はどうも......?
自分に興味がない事は、、、話が続かない事がわかった。
他の女性と会った時も......。
『はじめまして!』
『はじめまして...。』
お互いの自己紹介をして、そこから趣味の話......。
ここまでは、良かったんだけど...?
その女性はよく喋る女の人で......。
『横川さんは、好きな事とかありあすか?』
『僕は、カメラで写真を撮るのが好きですね!』
『えぇ!? じゃ~休みの日とか、、、何処かに行って写真を撮りに行く事も
あるんですよね? どの辺に行くんですか?』
『まぁ、近場で、、、。』
『わぁー! 凄いですよねぇ~私なんか? 趣味と言う趣味もないから? 物凄く
羨ましいですよ~ 結構、横川さんってアクティブなんですねぇ~!』
『まぁ...。』
『それ以外の、休日の日とか? 何をされてるんですか? やっぱり映画とか?
何処かに行っちゃうですか?』
『えぇ...。』
『横川さんは、お酒とか飲める人ですか? 私は結構、いける口で、、、夜は
一人晩酌とか? 出来たりするんですよねぇ~!』
『へーえ。』
【時間になりました。】
『ありがとうございました。』
『...ありがとうございました。』
...正直、はじめは頑張ろうと思ったけど...? 途中で無理と諦めた。
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でも、この辺から女性と会う事も出来なくなってきた。
初めの段階で、この事が広まったのか? 会ってもらえなくなった。
どんどん、僕の中で自信もなくなってきて......。
『婚活』をやめようと考えてたところに、ある一人の女性と出逢えた。
▽
その女性と逢った時......。
『はじめまして!』
『はじめまして...。』
お互いの自己紹介をして、そこから趣味の話......。
いつも通りの流れで、次の会話が違った。
『横川さんは、子供とか好きですか?』
『はい! 僕は小学校の先生をしていますから、子供は大好きです!』
『私、子供がいるんですよ~ 10歳の男の子と6歳の女の子。』
『そうなんですか~! それはそれは、可愛いでしょ!!』
『はい。物凄く大変ですけど...? 可愛いですね! もし? 子持ちの女性
と付き合う事って? 横川さんは可能ですか?』
『僕は全然、問題ないですねぇ~!』
『そうですか! 良かった。』
▼
僕はこの女性と付き合いだした。
しかも...!? ふたりの子供ができた。
『46歳独身、まだまだ捨てたもんじゃないな! 最後まで、幸せを掴む事を
諦めなければ幸せになれる! 本気でそう思えた!!!』
最後までお読みいただきありがとうございます。