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プロローグ【俺がヒロインなんですか!?】

楽しんでいただけたら幸いです。

子供の頃、夢中になったゲームたち。

ずっと読んでた漫画、親にねだったおもちゃの数々。


「・・・あ、これ子供の頃に持ってたなぁ。ポチるか。」


───あの子のヒーローになりたくて、ずっとずっと夢見てた。今見てるのは画面だがな。


それが中学生になったら馬鹿にされて、あの子には大切な人が出来て・・・。

・・・終いには「勇気が無いから夕紀怜」なんて変なキャッチコピー的なの付けられるし喧嘩なんてしたこと無いのに喧嘩売ってボコボコにされてたらあの子に助けられて(俺はこの子のヒーローにはなれないな)って自覚して、くそっ涙が出てきた・・・・・・

まだその時のあの子の冷たい視線が脳裏に焼き付いている。

あぁ、透よ、そんな目で見ないでおくれ。

あれだよ、今流行りの中二病って奴でしたよちくしょう。


あの子、令丸透は戦国時代から続く着物屋の名家でめちゃくちゃお金持ちである。

そんなスーパーお嬢様の幼馴染がこの俺、三年前から続く自宅警備員夕紀怜。つまりニートだ。

今思えばただ家が近いってだけで浮かれてたんだな俺。やり直してぇ・・・恥ずかしすぎて死ぬ。


「あー・・・異世界とか行ったら俺も勇者とかヒーローになれんのかなぁ・・・こんな世界から抜け出せたらいいのに。」



「その願い、本心デスか!」「心からの願いですカ?」



突然黒色だった空が真っ赤に染まる。

そこには2人の女の子。


「私はジャッジメント。貴方の願いを裁くもノ。」

「俺はパニッシュメント。貴様の願いに罰を与えるモの。」


「「サア、選べ!この世界を捨てるのか、夢を捨てるノカ!!」」


突然の事すぎて頭が働かない。だから、後悔するなんて微塵も思っていなかった。

まだ中二病、抜けてなかったんだな。


「俺・・・は」


「俺はッ!この世界を捨てて夢を掴むんだッ!!」


ふっと視界が白くなり、体が雲?の中に包まれる。


「おめでとうございマす。」

「貴様は運命を捨て、運命にえらばレタ!!」


「「また、お会いしまショう・・・?」」








────────指先に感覚が戻る。

「・・・め・・・!!」


────────眩しい光。

「ひ・・・!お・・・く・・・!」


────────目の前の、イケメ・・・イケメン!?

「姫!レイ姫!!起きてくださーい!!」


「・・・は??」

「おはようございます!も〜、なんでこんな所でお昼寝なんてしてるんですか!素敵なドレスが汚れますよ?」


素敵な、ドレス??

ふと目線を下にやると綺麗なピンクの薔薇が着いた白いワンピース。さらさらした金髪のロングヘア。


「っえぇえええええええ!!!!!!」

「うわっ!どうしたんですかレイ姫!」


俺が・・・!!


俺がヒロインなんですかぁあああ!?

プロローグ、読んでいただきありがとうございました!

小説、初めて書きましたがなかなか楽しいですね!まずは続けられるように頑張ります笑。


次もよろしくお願いします!


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