好きな色
掲載日:2017/05/09
この御方は完璧だった。正義が存在するならきっとこの御方の事を言うのだろう。腕を一振りすれば地が海が空が傅いた。この御方に傅く雑多な命の一人が私だ。
ある時私と同じ雑多な一人が献上した苺を見た御方は「下品な色だ」とおっしゃり、苺を献上した一人の首をはね、隣にいた私の肩に手を置き、私に問いかけた。「あなたの好きな色は何色か」
私は汗を滴らせ鼻水を啜り目に涙を貯めてようやく一言発する事ができた。「青色が一番でございます」目をぎゅっとつぶり首が飛ぶ瞬間を待った。
「そうか。私も同じだ」と優しい声に目を開け、一面真っ青の世界に私は叫んだ。
「青色」「苺」「正義の存在」を使って創作するんだ!ジャンルは「ホラー」だよ!頑張ってね!




