7・魔法少女同盟とリーダー猫
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
この話で第10部になります。
まさか魔法少女の話で盛り上がるとは思わなかった。
数分前、私にすごく怯えていたミカミちゃんも今では私の隣で笑顔になっている。
「私はねぇ~。ミルクちゃんが好きだよぉ~。いつもマイペースなところが好きかなぁ~」
私の妹1号(血は繋がっていない)クルミちゃんはおっとりとした口調で言う。クルミちゃんは頭の中でミルクちゃんを想像しているのか、少しにやけている。
ミルクちゃんはとてもおっとりとしており、3人の中では真面目な魔法少女である。
「私はケミーちゃんかな。活発で元気なところが好きだよ。先週の敵に捕まったミルクちゃんを助けた話は好きだったなぁ」
私は目を閉じて一番かっこ良かったシーンを思い出しながら笑顔で言う。
ケミーちゃんは主人公でもある。すごく活発な魔法少女である。
「わ、わわ私はミミカちゃんが好きです。いつもアニメの最後に『みんなは○○を忘れたらダメだよ!』って言うのが好き」
妹2号(血は繋がっていない)のミカミちゃんはまだ少しおどおどしながら言う。
ミミカは定番?のどじっ子魔法少女である。
こんな感じで私達はアニメの好きなキャラや名シーンについていろいろ話した。
私がクルミちゃんの部屋に遊びに来た時はまだ8時だったのに、いつの間にか時計は9時50分くらいをさしていた。
「す、すごい。まさか好きなキャラが被らないなんて・・・・・・」
ミカミちゃんは驚いて言った。確かに私もミカミちゃんと同じことを思っていた。
女の子3人の好きな魔法少女の話で被らないのは珍しい。2人なら被らないのは分かるのだが、3人で話をすると大抵は被ることが多い。
同じ好きなアニメの話ができて、好きなキャラも被らない。
私はもっとクルミちゃんやミカミちゃんと、もっとたくさん遊んだりしたいので、あることを提案をした。
「私達、同盟組まない?この屋敷のアイドル@スリーになって3人で屋敷の平和を守ろうよ!」
「「おおー!」」
私の言葉にクルミちゃんとミカミちゃんの目は輝いている。
「どうせなら、私達でオリジナル魔法少女を作ろうよ」
更に私は身を乗り出して2人に提案をする。
「同盟って言葉はわからないけど、いいねぇ」
「わ、私も賛成です」
クルミちゃんは嬉しそうに言って、ミカミちゃんも喜びながら言う。
時間はもうすぐ10時をさそうとしていた。
「こほん!では、まずはチーム名から決めたいと思います」
私はわざとらしく咳払いをしたあと、元気に言った。
「あっ!私これから・・・・・」
私がこれから楽しくクルミちゃんとミカミちゃんの2人と遊べるのだとワクワクしていたとき、私の話を中断させてクルミちゃんが発言した。
バン!!
そのクルミちゃんの発言と同時にドアが勢いよく開いた。
「ドーモデース!クルミちゃん、10時なのデス。そろそろ睡眠の時間デース!」
すごくボリュームのあるボサッとした青髪を下でツインにしており、見た目10代後半のメイドが元気に入ってきた。
勢いよく入ってきたので私とミカミちゃんはビックリしてしまった。
「えっ?スリーピング?えっと、睡眠?今から寝るっていうの?」
私は訳がわからないままクルミちゃんに聞いた。
「うん!そうだよ~。私は10時から12時まで寝るの~。ごめんねぇ、二人ともぉ」
申し訳なさそうにクルミちゃんは言った。
「さぁ!オネンネーするネ!みんなが見ているとクルミちゃんはカズカシーネ(恥ずかしいね)!今日は解散するデス」
クルミちゃんの世話をしているメイドがウィンクして言う。どうやら、メイドさんは日本語が少し苦手のようだ。時々片言や英語になり、間違っている所もある。
ご愛読ありがとうございました。
まだまだ続きます。




