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プロローグ


この世に不可思議なものなど存在しない。

人魚も、幽霊も、透明人間も、全部全部存在しない。見間違いだ。

第一そんなのが実在したら世の中は犯罪で溢れるわ。透明人間とかやばいだろ。密室殺人がいつでもできるよ。こえー。

河童とか人魚なんて、水の中濁ってんだから分かるわけないでしょ!

幽霊が見える?ご愁傷様!今すぐ眼科行け!人間は死んだら終わり!そこでさよなら!未練があろうとなからおうと、死んだらもう何にもできないし、誰とも話せないし、誰にも見えません!

妖怪?砂かけるババアとか別に探せばいるだろ!なんで無理に妖怪とか伝説作るの。


まぁつまり、そんなのは人間が創造上で作ったただの伝説みたいなものだ。

存在しない、とはきっと皆分かってるはずだ。気づいてて、夢を見ていたいだけだ。

なんだ、どいつもこいつも中二か。ピーターパンシンドロームか。


「本当、ありえない。」


桐生舞。今の今まで普通の人間であることを誇りに思い、生まれてきたことを奇跡と感じ、模範的な人間を全うしてはや16年。

まさか、まさか今日に限って自分の16年の施行を180度ひっくり返されるなんて、思いもしなかったんだ。



ハッピーバースディ、私。



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頑張ってます。これでも頑張ってますから、殴らないで!

パソコンに罪はない!



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