東方紅魔郷 ステージ一 冴月麟
何の変哲もない冴月麟の一次創作。
これはいわば、見捨てられた幻想郷のお話。
作者によって葬られた幻想郷のお話。
風符「リューハンスカイ」
花符「フラウボム」
博麗霊夢
霧雨魔理沙
冴月麟
本当はりんではなく、きりんと呼ばれます。
雌のりんだけではなく、雄をも包摂した完璧な美少女が通ります。その名はごがつきりん、いわば、神様にもらった名前なのです。
私は意識して、博麗霊夢や霧雨魔理沙等の様に七文字で原則そろえていますが、(作者になったつもりで)しかし、ごがつきりんは五月のビールキリンをイメージしています。
いわば、実用も兼ねた名前と言えるでしょう。
風符「リューハンスカイ」
ルーミア「やっぱり夜は気持ちいい。私は私で、巫女は巫女で楽しんでみるものなのだ。」
麟「そうね。やっぱり、博麗の巫女も来ているのね。」
ルーミア「わ、びっくりした。」
麟「私はキリン。名前を覚えて貰えると嬉しいわ。」
ルーミア「名乗らなくても分かる不思議。名乗る隙さえないという有り様。」
麟「名乗らなくても分かるっていうのは、ゲームならではよね。」
ルーミア「私は妖怪。名乗る余地すらない妖怪。」
麟「まあ、妖怪に名乗る名前なんてないんだけどね。」
ルーミア「やっぱり、こうなっちゃうわよね。そーなのかー」
麟「キャラ作りはいいから。要件は何?」
ルーミア「あなたは食べてもいい人類?」
麟「食べるなら、もうちょっと体型が悪い人間を食べなさい。」
ルーミア「そういう人間に限ってまずそう。」
麟「私は人間の都合で、妖怪退治をするまでよ。」
ルーミア「おお、好戦的。」
麟「私は私で他の何者でもないから、ただの人類扱いした事を後悔しなさい。」
麟「まあ、今になってはもう遅いんだけど。」