山田大地、魔法を使ってみる。
早速、魔法を使ってみよう。
まずは、偽装魔法だ。
俺は偽装魔法を使うと思うと、頭の中に呪文が浮かんできた。それを声に出してみた。
「フェイク」
すると、身体から魔力が抜け、身体を包むようにして消えた。
これが魔法なんだと、認識させられた。
ステータスを見ると、表示が変わっていた。
名前 ダイチ(山田大地)
体力 250(500)
魔力 350(99000/100000)
スキル
生活魔法
回復魔法
(収納魔法)
(逃亡魔法)
(記憶魔法)
(変身魔法)
(偽装魔法)
カッコの部分が、見えないようになってるんだな。これで、ステータスはひとまず安心だな。
次は、変身魔法だな。今の姿だと、人里に行っても国の人に知らされて、知りもしない人と結婚させられそうだしな。子供だと、自由に動けなそうだし、此処は
、老人だな。年齡は、65歳ぐらいかな。
すると、頭の中に呪文が浮かんできた。
「メタモル」
呪文を唱えると、身体が重くなり動かし難くなったが、支障が出るほどではなかった。髪を触ってみるが、禿げている様子はなく、少し安心した。
よし、逃亡魔法以外はあとでかくにんするとして、早く森から出ないと、いつ魔物が来るかわからないからな。そんな事を思っていると、森の奥からこちらに何か向かってくる音が聞こえた。