楽しくて短い時間
短くて楽しい海の時間が始まります。
-どこまでも続く水平線-
-太陽が写し出されて光る海-
そんな感じで俺たちは海に来ている。
メンバーは俺、瑠衣、忠義、凛、そして俺の小学校からの女友達の芽衣だ。
ちなみに何で来たかというと、車だ。未成年は車を運転出来ないため、海方面に用事があるという真美さんにつれてきてもらったのだ。
俺は忠義と一緒にテントなどの準備をした。
「瑠衣、凛、芽衣、着替えてきていいぞ。」
「ありがとう、お兄ちゃん…。」
「ありがとぉ!叢雲くん」
「サンキュー!むも!」
芽衣は少し男らしい態度だが、声がめっちゃかわゆす。
ちなみに『むも』とは叢雲の略である。
しばらくして、
「よし、もう後ここだけだから着替えて来ていいぞ忠義」
「わかった!では、あとは任せた。」
…
キャピキャピ言っている声が聞こえる。これはたぶん凛の声だ。
「おぉ!ありがとうねぇ、叢雲くん。」
「お兄ちゃん、ありがとう…。」
そう言って、凛に嫌々手を引っ張られているのは瑠衣だ。
「おいおーい、待てよ早えよ凛ちゃん。」
そう言って、遅れて来たのは芽衣だった。
一応、言っておくが芽衣は見た目も声もものすごく可愛い。
まあ、妹が一番だが。
「三人に言っておくが、あんま沖には行くなよ、なんか危険生物がごちゃごちゃいるらしいから。」
…
俺も着替えた。
「よっしゃあーーーーー!泳ぐぞ!」
「あ、うん。」
なぜか、忠義は小声で答えた。
「あ、もしかして、忠義は泳げないのか!?」
「うわぁーーーーーー!!!!!!うるさい!」
「まあまあ、浮き輪を使えって!」
…そんな感じで泳いでいると午後3時をまわっていた。
俺は売店でみんなの分のアイスを買ってきた。
「おーい!海から上がれ〜!」
「なんだ〜?むも。」
「うぉ!びっくりさせんなよ。」
「オレの水着姿にびっくりしたのか?」
ぎこちなくオレという芽衣はより可愛く見えたと思う。
「叢雲くん、アイス買ってきてくれたのぉ?ありがとぉ!」
そこで凛が割り込んできた。
そんな感じで海の時間は過ぎていった。
そして、゛帰りはeオンモールのゲームセンターだ。゛と芽衣がしつこく言ってくるので行くことにしたのだ。
【楽しくて短い時間】
読んでくれてサンキューな!
次回はオレがゲームセンターのクレーンゲームで大量ゲットしてやるからな!
楽しみにしてろよ!
by芽衣
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