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げーむ作りと妹と〜Ⅱ〜  作者: くもすけ
4/5

楽しくて短い時間

短くて楽しい海の時間が始まります。

-どこまでも続く水平線-

-太陽が写し出されて光る海-


 そんな感じで俺たちは海に来ている。

 メンバーは俺、瑠衣、忠義、凛、そして俺の小学校からの女友達の芽衣メイだ。


 ちなみに何で来たかというと、車だ。未成年は車を運転出来ないため、海方面に用事があるという真美さんにつれてきてもらったのだ。


 俺は忠義と一緒にテントなどの準備をした。

「瑠衣、凛、芽衣、着替えてきていいぞ。」

「ありがとう、お兄ちゃん…。」

「ありがとぉ!叢雲くん」

「サンキュー!むも!」

 芽衣は少し男らしい態度だが、声がめっちゃかわゆす。

 ちなみに『むも』とは叢雲の略である。


 しばらくして、

「よし、もう後ここだけだから着替えて来ていいぞ忠義」

「わかった!では、あとは任せた。」


 …

 キャピキャピ言っている声が聞こえる。これはたぶん凛の声だ。

「おぉ!ありがとうねぇ、叢雲くん。」

「お兄ちゃん、ありがとう…。」

そう言って、凛に嫌々手を引っ張られているのは瑠衣だ。

「おいおーい、待てよ早えよ凛ちゃん。」

そう言って、遅れて来たのは芽衣だった。

 一応、言っておくが芽衣は見た目も声もものすごく可愛い。

 まあ、妹が一番だが。

「三人に言っておくが、あんま沖には行くなよ、なんか危険生物がごちゃごちゃいるらしいから。」


 …

 俺も着替えた。

「よっしゃあーーーーー!泳ぐぞ!」

「あ、うん。」

なぜか、忠義は小声で答えた。

「あ、もしかして、忠義は泳げないのか!?」

「うわぁーーーーーー!!!!!!うるさい!」

「まあまあ、浮き輪を使えって!」


…そんな感じで泳いでいると午後3時をまわっていた。

 俺は売店でみんなの分のアイスを買ってきた。

「おーい!海から上がれ〜!」

「なんだ〜?むも。」

「うぉ!びっくりさせんなよ。」

「オレの水着姿にびっくりしたのか?」

 ぎこちなくオレという芽衣はより可愛く見えたと思う。

「叢雲くん、アイス買ってきてくれたのぉ?ありがとぉ!」

 そこで凛が割り込んできた。


 そんな感じで海の時間は過ぎていった。

そして、゛帰りはeオンモールのゲームセンターだ。゛と芽衣がしつこく言ってくるので行くことにしたのだ。


     【楽しくて短い時間】

読んでくれてサンキューな!

次回はオレがゲームセンターのクレーンゲームで大量ゲットしてやるからな!

楽しみにしてろよ!

by芽衣


読んでくださりありがとうございました。

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