筋肉がほしい
才能の欠片もないですがはじめてみました。
俺の運命の日になった5月5日は誕生日の1日前だった。俺は入院していて誕生日は病院で迎えることになった。
まあこれで10回目なので別に気にしてはいなかった。今回で18回目の誕生日だが半分以上病院誕生日である。病弱で病弱生活の長かったのでもう病院の人達も俺の誕生日を覚えている。
そして病院では俺の誕生日会の準備が行われていた。そんな日に火事は起きた。
火はすごい速度で病院を火の海に変えてしまった。避難する時間もなく救助など間に合う訳もない。
逃げ遅れた人はみんなもう諦めていた。
「なんでこんなことになってやがるんだ」
おれは疑問に思っていた。何故こんなにも早く火が広がっているんだと。
「クソ、まだ死ぬわけにはいかないんだよ。俺もいつかあんな筋肉を」
煙を吸いすぎた俺の意識はそこで途切れた。
次に目が覚めた時、そこは真っ白な世界だった。そして俺の前には椅子に座っている白髪で髪が長い美女がいた。
「あなたは選ばれました」
そう白髪の美女は言った。普通なら混乱する状況だが、病院でやることがなく二次元世界が楽しみだった俺はなんのことかすぐにわかり白髪の美女に聞いた。
「あなたは女神ですか?」
白髪の美女は驚いた顔になり「よくわかりましたね」と言った。
「なら異世界転移か異世界転生で能力とかくれる感じですかね」
女神はさらに驚いていたがすぐに「異世界転生ですね」と答えてくれた。
「わかっているなら話がはやいですね。ではどんな能力が欲しいですか?転生する世界は魔ほ」
「至高の筋肉が手に入る肉体で生まれる能力でお願いします」俺はすぐにそう言った
「えっと・・話聞いてました?」
「お願いします」俺は土下座した。
「よくわかりませんが、そこまでほしいのならその能力を与えましょう。後悔はありませんか?」
「ありません!!」俺は嬉しい気持ちでいっぱいだった。
「では転生を行います」そう女神が言うと俺の周りが光りだした。
そうして俺の第二の人生が始まった。
更新ペースは適当です。