序.判決文（謄本）
判決【一九一七年七月十六日付】
被告
第八歩兵連隊 一等兵 ミケーレ・ダミーコ
第八歩兵連隊 一等兵 ジュゼッペ・オルダンツォ
第十二歩兵連隊 兵 長 ファビアーノ・ソネッティ
第十八歩兵連隊 一等兵 グイード・オットレンギ
第二七歩兵連隊 一等兵 ロマーノ・アロンゾ
第二七歩兵連隊 一等兵 サルヴァトーレ・ピッコロミニ
第二七歩兵連隊 一等兵 アルフィオ・クローチェ
第二八歩兵連隊 一等兵 マルチェロ・コスタ
第三一歩兵連隊 一等兵 ジョヴァンニ・フェレッタ
第三五歩兵連隊 上等兵 ラファエレ・カポレージ
第四八歩兵連隊 一等兵 カミッロ・セレスティアーノ
第四九歩兵連隊 上等兵 ジャンフランコ・パルミーチェ
第四九歩兵連隊 一等兵 エミリオ・デル・コローナ
第四九歩兵連隊 一等兵 パオロ・エディルプラスト
第四九歩兵連隊 一等兵 ベネト・メゼリーニ
第四九歩兵連隊 一等兵 バルトロメオ・ポルトメンティ
第四九歩兵連隊 一等兵 デルフィノ・トレギアーニ
第四九歩兵連隊 一等兵 フィオロ・ヴィターレ
第六一歩兵連隊 兵 長 ウンベルト・ペトローネ
第七七歩兵連隊 一等兵 カルロ・イッポリト
第七七歩兵連隊 一等兵 ロザリオ・ロゼッティ
第七七歩兵連隊 一等兵 マルコ・プレスティフィリッポ
第九四歩兵連隊 一等兵 パスクアーレ・ブナンザ
第九六歩兵連隊 上等兵 エンツォ・インザーギ
第九九歩兵連隊 一等兵 マリオ・ベスケリ
第一〇四歩兵連隊 一等兵 ルイージ・カステルビアンコ
第一〇四歩兵連隊 一等兵 セバスティアーノ・デラルテ
第一〇四歩兵連隊 一等兵 レオルーカ・ランドレア
第一〇四歩兵連隊 一等兵 ルッジェーロ・マンザ
第一〇四歩兵連隊 一等兵 アルド・ゼノビッティ
第一〇六歩兵連隊 上等兵 コラード・ポルギエーリ
第一〇六歩兵連隊 一等兵 ピエロ・カタラーコ
第三ベルサリエリ連隊 軍楽士 アレッサンドロ・グリンジ
第一一ベルサリエリ連隊 兵 長 フェデリーコ・ペルッキ
第一一ベルサリエリ連隊 一等兵 タッジオ・レナルディ
第八擲弾兵連隊 一等兵 ロベルト・コスタンザ
第九擲弾兵連隊 一等兵 ジョルジオ・フランジパーネ
第四山岳連隊 一等兵 ステファノ・ジェンナーロ
第一〇山岳連隊 一等兵 ミーロ・ココッツァ
第五突撃連隊 一等兵 アトス・ディ・マウロ
第六突撃連隊 上等兵 フリオ・フラスコベルティ
第六突撃連隊 一等兵 ガエターノ・ロッス
第六突撃連隊 一等兵 オルランド・ソルフェリーノ
第七騎兵連隊 一等兵 マッシミリアーノ・アラーナ
第七騎兵連隊 一等兵 ロドルフォ・ベレリ
第一〇砲兵連隊 一等兵 チェーザレ・ロッセリーニ
第二山岳砲兵連隊 一等兵 パンツエッタ・ヴェヌーツィ
第四海兵連隊 一等兵 ルカ・アンチェロッティ
第五海兵連隊 一等兵 ポルフィオ・ストレッロ
第一一海兵連隊 一等兵 フェルディナンド・バルゼ
イタリア王国特設軍法会議は以上の被告五十名に対し、『軍人が祖国に対して負うべき義務を放棄した罪』により銃殺刑を宣告する。刑は二週間後、ドルナ島守備隊刑務所にて執行される。
一九一七年七月十六日
イタリア王国特設軍法会議
裁判長判士陸軍大佐 ドメニコ・スカルパ
判士陸軍少佐 ペッレグリーノ・ボルゴ
判士陸軍少佐 アントニオ・リッチーニ
以上は謄本である
