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世界の終り方   作者: ゼノマル
桃色の鬼と千里の銃口
7/7

迷子は島で何を見る

5ヶ月の時を経て....パワーアップして次話更新!ってなわけもなく、逆に文力が衰えてる気がする久しぶりな爬虫類、あっ間違えたゼノマルです!受験もあり更新また遅くなるかも知れませんが、ゆっくりしていってください!

「やっと見つけたぞ....仲乃春、そして口裂け男」



屈強な鬼の体を見て、俺は敵意を向ける。

いつでも刀を抜けるように....



が、しかし



「あら、見回り組の連中じゃない。こんな所にどうしたの?」



小鬼が慣れた感じで会話を始める。どうやら敵ではないらしい、全く....前回あんなシリアスな感じで終わらせるからてっきり敵かと思ったじゃん。まぁ、面倒事は嫌いだし結果的に良かったけど



「仁鬼様がお呼びだぜ。珍しく」


「え、仁鬼様が?」



お呼び出しか、やっぱり鬼ヶ島にも上下関係があるのか、大変だなぁ....俺はそういうのに縛られたくないよ。



「わかった。すぐ行く!二人ともここでゆっくりして行ってね!」


「いやちょっと待て。口裂け男は一緒に来て欲しいと言っていたぞ」


「え、僕も?」



いきなり指名されたのか、シュウが驚いて自分を指さす



「そうだ貴様だ。仁鬼様が小鬼と仲のいい妖怪がいると聞いてから1度は会ってみたいと言っているのだ」


「ふぅーん、いつの間にアンタの噂が流れてたのかしらね、わかったわ。ついてきてくれる?」


「うん、いいよ。でも、朔も一緒がいい」


「はい?俺も?」



シュウの急な指名により、俺も驚きの声を上げてしまう。

なんで?俺出来ればここでゆっくりしたいんだけど....



「む?そこの男は誰だ?人里....の人間ではないな。見慣れない格好だ」


「あぁ、コイツはただの迷子よ」



小鬼の言い方が少しアレだったけど此処は敢えて乗ってみる事に



「そうそう、迷子の迷子の男の子」


「朔、迷子なの?」


「まぁいいだろう。ついてくるがいい」



いいんだ。見回り組




_____________

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暫くしてから、立派なお寺の様なものが見えてくる。まぁなんとなくわかるけど此処に仁鬼って奴がいるんだろう



「人間。お前はここまでだ」



寺に入ろうとすると、鬼二人に止められる

まぁ、余所者っちゃあ余所者だし、しょうがないか。


俺は素直に待つ事にした



「んじゃ、言われた通り俺はここにいるから二人とも行ってきなよ」


「?まぁ、わかったわ。行きましょ、シュウ」


「すぐ、帰ってくる」



そう言って、小鬼とシュウは寺の中に姿を消した


さてと、俺はのんびりと昼寝でもしとこうかな....どっかに良い感じの木陰ないかなぁ


と、俺が昼寝しやすそうな場所へ移動しようとした時だった



「おい。人間」



ドスの効いた声が後ろから聞こえてくる。多分、俺の事だろう



「お前だ。人間」



やっぱり俺のことだったらしい



「はいはい、何? そんなドスの効いた声で呼ばれたのも種族で呼ばれたのも初めてだったからさ、わかんなかったよ。それで何?」


「お前は人里の人間ではないようだな。そんな奇抜な格好は見たことがない」



そう言って俺の身なりを確認する鬼。

悪かったね、奇抜なファッションで、あんたらみたいなしましまパンツ一丁のダイナミックファッションよりはマシだと思うんだけど




そう言いながら睨む俺の視線を鬼は瞼で遮るように目を瞑り、ハッキリと口を開いた


忠告するように、言い聞かせるように





「早くこの島から出ていけ。いや、出ていくべきだ」




「え?」




急な追い返し言葉に、俺は思わず疑問の声が口から漏れてしまった。ここまで連れてきていきなり出ていけだなんて、


そりゃあ俺だってこの世界から出たいけど、そんな言われ方をすると言い返したくなるものだ。



「いや、急にs『ドゴォォォン!!!』なっ!?」



しかし、俺の反論は大きな爆発音にかき消される。大きな砂煙が宙を舞っているせいで何が起きたのかよく見えない



「ゴホッ!ゴホッ!一体何が起きたんだよ....!」



とにかく小鬼とシュウが無事か確認しようと、前に歩こうとするが、何かにつまづいてまう。


瓦礫かなんかにつまづいたか....?


つまづいたそれが何かを確認しようと同時に煙がひいてきて、視界がよく見えるようになる。





「なっ....,.何っ...!?」





しかし、そのつまづいたものは瓦礫ではなく、腹の抉られた鬼だった。



end

進まない。何故か全く進まない。と言うことで、今回はこれでおしまいです!!

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