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ドライベルモット2  作者: 升田陽路
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姫の逃走

小峯舞子はマネージャーと口論の最中である。


歌手としてデビューして五年。 四年前に三作目の曲が大手飲料メーカーのCMにタイアップで起用されたのをきっかけにブレークし、その愛らしいルックスと奔放な言動が若者の間で人気となり、今や歌手以外にもバラエティーやドラマ、そして映画の主演までこなすカリスマ的な歌姫となった。


 「舞ちゃん、記者会見なんて頼むから考え直してくれ、 社長が海外に行ってる間にマネージャーの僕にも、事務所にも、一言の相談も無く結婚会見のセッティングをしてしまうなんて無茶苦茶にも程がある」


 「私、もう決めたの。 マスコミにFAXしちゃったし、今さら何言われたって遅いわよ。明日の四時、大阪で予定通り会見開きますから。」


 舞子は先頃主演を努めた映画の脚本と監督を手がけた気鋭、村田龍次と恋に堕ちていた。


今日はその映画の大阪での舞台挨拶を終え、一部の出演者や監督の村田と食事をしたあとに東京へ戻るはずだったが、舞子の急なわがままでマネージャーと大阪のホテルにチェックインしたのだ。


 舞台挨拶の仕事は、人前ではまだはばかられる関係の二人にとってこの上ない至福の時間でもあった。


 その舞台挨拶の仕事もこの大阪で最後。明日からはまたお互いに分刻みのスケジュールに追われる現実が始まる。デビューしてから仕事一筋に突っ走ってきた舞子にとって、愛する男性との一緒の仕事、一緒の時間、監督と打ち合わせだと言えばスケジュールさえも調整してもらえた日々、それが今度はいつ会えるのかも約束できないまま終わってしまうことがとても耐えられなかったのだ。


 それが彼女を強行な手段へと走らせた。これまで築き上げたものと引き換えにしてでも今すぐ村田龍次との日々を手に入れたかったのだ。すでに一部のマスコミに二人の事は取り上げられてはいたが、明日の記者会見の内容が何なのかは知らせていない。


 「本当にこのこと村田さんは了解してるのかい?こう言っちゃなんだけど、女性関係ではあまりいい噂は聞かないよ。舞ちゃん.遊ばれてるだけなんじゃないの?」


 「あなたに監督の何がわかるのよ、噂は噂でしょ、この世界にいて噂なんてものがどれ程くだらなくてアテにならないか身にしみて分かってるわ。私達は愛し合ってるの、監督だって同じ気持ちよ、日本一の歌姫と日本一の監督のカップルよ、マスコミも世間も祝福するわよ。.もちろんファンだって。」


 その時、舞子の携帯電話が鳴った。


 「監督だわ!」


 困り果てたマネージャーを部屋から追い出し、高揚して電話に出る。


  「もしもし、監督、うん、記者会見のセッティングしちゃった。え・・・やめろって・・・どうゆう事? え? 結婚はできないって・・どうして・・・・。」


 ホテルの廊下の壁にもたれ、マネージャーの篠塚が何十回目かのため息を漏らしたとき、舞子の部屋のドアが開いた。


 「舞ちゃん!村田さん何だって?」


 泣きはらした眼でマネジャーをキッと睨み


 「あなたの言った通りね、でも記者会見はやめないわ。」


 「それ、どうゆうこと?」


 「悪いけど今夜はひとりにして。チェックアウトまでには戻るから。」


 毅然とした彼女を止めることができず、篠塚は遠ざかる舞子を立ち尽くして見送るしかなかった。




 喧騒の夜の街、大スターが無防備にひとりで歩いているとは誰も想像だにしていないのだろう、皆すれ違って暫くしてから「えっ?」「まさか?」と振り返る。しかし今夜の彼女に声をかけられる者はいなかった。 その反応を誇らしく感じながら少し早足で人並みを進む。 


 行くあてなく飛び出してきたが、歩くにも疲れる。しかし見知らぬ街で一人で入れる馴染みの店などあるわけもない。ましてや小峯舞子が店に来て誰もが放っておいてくれるはずもない。


 「ひとりにしてなんて言って出てきたくせに、私って一人じゃどこにも行けないのね。」


 疲れと苛立ちと情けなさで涙が溢れてきた。


 少し脇道に入り、電信柱の隣にかがんでしばらく泣いていた。


 「大丈夫?」


 頭上から男の声がした。 こんな所で一人で泣いてる自分を見られるわけにはいかない。


舞子は顔を見せないようにコクリと頷いた。


 「具合でも悪いの?」


 「だいじょぶです。すいません。」


 「飲みすぎ? 家どのへん? 送ってあげようか?」


 「本当にだいじょぶですから。」


 「じゃあ、すぐそこに俺の車があるから車の中で少し休みなよ。」


 「ありがとうございます。でも本当にだいじょぶなんで。」


 顔を伏せたまま立ち上がり歩き出そうとすると、男は舞子の腕を掴んだ。


 「俺の顔見てないでしょ。見たら気が変わるかもよ。けっこうイケ面だぜ俺。」


 「結構です、興味ないんで。」


 「ふざけんなよ。優しくしてやってんのによ。顔ぐらいみせろ!」


 男は舞子のアゴに手をかけ力ずくで自分のほうに振り向かせた。


 「あれ?小峯舞子に似てるじゃん! まさかこんな所に本物いるわけねーか。 ね、どうよ、車行こうよ。」


  「嫌だって言ってるでしょ!」


 「いいじゃんか。 それともここでする?」


 男の唇が舞子の唇をふさごうとした次の瞬間 


 「うぐっ!」


 舞子のひざ蹴りは見事に相手の股間にヒットした。 相手がうずくまって回復を待っている間に少しでも遠くに逃げなくては。 舞子は夢中で走り出した。  


 どれくらい走っただろう、右へ曲がり左へ曲がり、また右へ曲がり。 気がつけばメインストリートからはだいぶ離れ、薄暗く狭い路地に入り込んでいた。


もう走れない。手を膝に中腰になり大きく肩を揺らし暫く息を整えた。


ひどく喉が渇き自販機は無いかと顔を上げると路地の突き当りの右側にネオンの看板が見えた。 引き寄せられるように店の前まで歩いて行きネオンを読む。


 {BAR DRY VERMUT}


 「バー、ドライベアムト? 何て読むのかしら?」


 舞子は持っていたポーチから少し色の入ったダテ眼鏡を取り出し、その眼鏡をかけると そっと店のドアを開け中の様子をうかがった。中からはジャズが聴こえ、カウンターの上から下がった薄暗いペンダントライトといくつかのキャンドルが狭い店内を照らしていた。


テーブル席が二つカウンター席が四つ。 運よく客は見当たらない。


舞子は店の中へと入っていった。


 「いらっしゃいませ。 お一人ですか?」


 自由扉を開けてカウンターの奥の厨房からマスターらしき男が出てきた。


 三十代?いや、若く見えるけど四十代か、あごひげを少し伸ばし、オールバック、白いシャツが似合っている。


 「あっ、はい。」


 「そちらへどうぞ。」


 促がされたカウンターチェアに腰をかけた。 よく見るとふたつ隣の席に飲みかけのグラスが置いてある。


 「何か飲まれますか?」


 「すみませんけど、まずはお水を一杯頂けますか?」


 「どうぞ」


 出された水を一息で飲み干すと、生き返ったという表情を見せた。


 「よほど喉が渇いてらしたんですね。もう一杯お注ぎしましょうか?」


 「いえ、もう大丈夫です。 えっと、何かおすすめを一杯作ってください。」


 「かしこまりました」


 ようやく落ち着き、店内を見回した。マスターの後ろの棚にはギッシリと酒のボトルが並び、


狭い店内の空いているスペースにはアーリーアメリカン調のオモチャや装飾品がセンス良く飾られている。


  「お待ちどうさま、これはこの店の店名にもなっています、ドライベルモットです。」


 「ドライベルモット?」


 「ワインにハーブなどで香り付けをしてあるものです。女性の方でも飲みやすいと思いますよ。どうぞ召し上がってみてください。」


 今度は上品に一口グラスに口をつけた。


 「美味しい・・ほんとだ、飲みやすい」


 「それはよかった。 実はこちらのお客さんにもおすすめしたんですよ。」


 「他にお客さんいるんですか?」


 「ええ、こちらも初めていらしたお客様で、今タバコを買いに外へ行ってます。あいにく吸ってらっしゃる銘柄の買い置きが、うちの店に無かったもので。」


 ちょうどその時、店のドアが開いた。


 「お帰りなさい。ありましたか?」


 「ええ、ちょっと遠かったですけど(笑)」


 席に戻り飲みかけのドライベルモットを飲み干し 


 「同じものおかわりください。」


 「かしこまりました」


 客の男はジーンズに白のポロシャツ、半袖から伸びた屈強な腕と彫りの深い端正な顔は黒く日焼けしている。


 私と同じくらいの歳かしら。 


 自分が小峯舞子だと気付かないのか、それとも気付いていて二人とも知らないふりをしているのか。舞子にとってこの環境はありがたかったが、不機嫌な彼女の自尊心は返って満たされない、 舞子はわざと眼鏡を外してみた。 そしてわざと咳払い。 反応は無かった。 マスターはグラスを磨き、男は黙ってグラスを傾けている。


今度はわざとマネージャーに携帯電話をかけてみた。


 「あ、マネージャー?うん、平気、明日の記者会見は予定通りでお願いね。 じゃあ。」 


 わざと聞こえるような声で話したがそれでも反応はなかった。


 と、今度は客の男の電話が鳴った。


 「もしもし、あ、マネージャーか、 わかった。 あとはよろしく頼む。」


 マネージャーですって? この人も業界の人間? それで私を知らないなんてあり得ない。


 舞子は思い切って声をかけた。


 「すいません。」


 「はい?」


 「タバコを一本頂けますか?あいにく自分のを切らせてしまって、買いに行くにも遠いみたいなんで。」


 「かまいませんよ、このタバコでよければ。どうぞ遠慮なく吸ってください。」


 男はふたりの席のちょうど間にタバコを置いた。 それを見たマスターが灰皿を置く。


  マスターは店のマッチを手に取り


 「おつけしましょうか?」


 「大丈夫です。人につけてもらうと寄り目になって恥ずかしい顔になるんで(笑)」


 そんなマスターとのやり取りにも男は笑うでもなく考え事でもしているように酒を飲んでいる。


 舞子は更にイライラしてさっきの村田との電話のやりとりを思い返していた。 


 「私と結婚できないってどうゆうこと?」


 「言い出せなかったんだけど、実は、妻との離婚がまだ成立していないんだ。」 


 「何なのそれ? 私にはバツイチだって言ってたじゃない」


 「別居してからはだいぶ経つんだ。別れるつもりだったし、もう少しすれば離婚に同意してくれると思ってたし。」


 「もう少し待てば離婚できるの? だったら私待つわ」


 「いや、それが・・・実は、子供が、できたんだ。」


 「なんで?なんで別居中の奥さんとの間に子供なんてできるのよ」


 「それが、子供ができたのは妻じゃないんだ。 別の女性なんだ。」


 「・・はは、なあんだ、バッカみたい。やっぱり私は遊ばれてたんだ。私の他にそんな人がいたんだ。離婚したらその人と結婚するんだ?」


 「ごめん。そういう訳で明日の会見はキャンセルしてくれないか。」


 「馬鹿にしないで監督、その女が誰かは知らないし聞くつもりもない。でもね、小峯舞子をコケにしたあなた達のことは絶対に許さない。明日の会見で全てぶちまけてやる。私の歌手生命と引き換えにあなたの人生も壊してあげるわ。じゃあ。」






 「おかわり作りましょうか?」


 ふと我に返るとグラスは空になっていた。


 「あ、同じものを」


 「かしこまりました。 お客様はどうなさいますか?」


 「僕もおかわりを」


 狭い店に二人だけの客、同じグラスに注がれた同じ酒、それでも二人は打ち解ける様子も無く、席の間のたったひとつの椅子とタバコが越せない境界線のように見えた。


 「お二人ともお食事は済まされてますよね?軽いおつまみをお出ししても構いませんか?頂き物のチーズがあるのですが、もしお嫌いでなければ。」


 「じゃあせっかくなんで頂きます」


 「私もお願いします。」


 「では厨房で用意してきますんで、ご注文があれば声を掛けてください。」


 そう言うとマスターは厨房へ姿を消した。 


  ふたりの間に緊張した空気が漂ったのは気のせいではないだろう。


 舞子はマスターがカウンターからいなくなると急に居心地の悪さを感じた。それが村田との別れの現実に引き戻されたからなのか、となりの男が自分に興味を示さないからなのか。


舞子は怒りに任せてグラスを空けると男に話しかけた。


 「ねえ、」


 「はい?」


 「なんで何も話しかけないの?なんで何も聞かないの?私のこと知ってるんでしょ?」


 男は舞子に向き直りじっと舞子を見つめた。 舞子も男を睨みつける、良く見ると男の右の耳の下から顎にかけて数センチ、何かでえぐられたような古傷がある。


 「ごめんなさい。僕あなたとどこかで会いました?」


 「あるわけ無いでしょ」


 「ん? はて? 男にモテないようには見えないが、ナンパ待ちだった?」


 「マジで言ってんの?小峯舞子よ私。」


 「小峯?舞子・・小峯・・舞子・・・?」


 「あんたテレビや雑誌くらい観るでしょ?」


 「ああ、芸能人か何か? ごめんね、俺そっち系うといんだわ。 君、今の総理大臣フルネームで言える?」


 「なによ急に、フルネームでなんか言えないわよ。政治に興味なんて無いし」


 「だろ?日本であれだけ有名な人の名前を言えない国民だって少なくない。いくら君が有名でも芸能界に興味がない俺が君を知らなくたって不思議じゃない。」


 「じゃあ、HOT VOICEって歌知ってるでしょ?ジュースのコマーシャルだった曲。


120万枚も売れて紅白にも出たのよ。」  


 「君、自分の高校の校歌って歌えるかい?」


 「校歌?そんなの、ほとんど覚えてないわよ、、」


 「俺は三番まで歌詞を見ずに歌えるけどな。学生時代に何かにつけて歌わされたり耳にした校歌でさえ君は覚えてない、俺がたまたま耳にしたCM曲を知らなくたって不思議じゃない。」


 「だって、私のこと知らないって、あなたこの業界の人間じゃないの?さっき電話でマネージャーって・・」


 「芸能人しかマネージャーと喋っちゃいけないのか?」


 「じゃあ何の仕事してんのよ?」


 「いくら有名人だからってさっきから上から物を言いすぎじゃないのかい?物を尋ねてるようには聞こえないな」


 「・・ごめんなさい・・つい・・。」


 「いいよ。そんな有名人がたった一人で場末のバーにフラッと入って来たんだ。よほど嫌なことでもあったんだろ。マスターは知ってて黙ってるのか?さすが大人というか接客のプロだね。俺だって、芸能人が居合わせた客に当たったくらいで得意気に誰かに自慢したりマスコミにリークしたりしないから安心してくれ(笑)」


 「ふふ・・あなたもマスターもいい人なのね。世の中そんな男ばっかりだったら良かったのに。」


 そのとき自由扉を開けてマスターが戻ってきた。


 「お待ちどうさま。 お、何やら私の居ぬ間に会話がはずんでましたね。さ、これ、珍しいチーズなんですよ。召し上がれ。」


 それからふたりはチーズとマスターの軽妙なトークを肴にドライベルモットを何杯か飲んだ。




 「もうこんな時間か、マスター、僕はそろそろ帰ります、お勘定お願いします。」


 「もう帰っちゃうの?せっかく楽しくなってきたのに」


 「有名人と長居してて写真にでも撮られちゃまずいからね(笑)」


 「まさかこんな所に私が居るなんて誰も夢にも思わないわよ(笑)」


 「こんな所とは・・・」


 マスターがハンカチで目頭を押さえる真似をしたのを見て二人で笑った


 「君はまだ飲んでくのかい?」


 「そうね・・私も、気分のいい今のうちに帰ろうかしら。」


 「じゃあ今タクシーを呼びますから待っててください。」


 「いいわよマスター、歩いて帰れるわよ。」


 「いいや、ちゃんとマスターにタクシー呼んでもらって帰ったほうがいい。女性の、しかも有名人の一人歩きなんて危なすぎる。」


 「そうですよ、すぐ来ますから少しお待ちになっててください。」


 「わかったわよ。有名人は窮屈ね。じゃあタクシーが来るまでもう一杯付き合ってよ、おごるわ。」


 「だったら付き合いますよ歌姫さま(笑)」


 「マスター、ドライベルモットふたつ」


 「かしこまりました」


 


 二十分後タクシーが到着した。


 「マスターご馳走様。きっとまた寄らせてもらいます。」


 「私もまたきっと来るわ。」


 「ありがとうございます。その時また御二人がご一緒に飲めたら素敵ですね。」


 「そうね(笑)」


 「それは難しいだろうね、お姫さまは有名人だから(笑)」


 舞子がタクシーに乗り込みドアが閉まったのを見届けるとマスターは店の扉を閉め、男は歩き出した。 行き先を告げた舞子のタクシーが動き出し、すぐ先の信号が赤に変わった。 先ほどバーで別れた男も歩道で信号待ちをしていた。 舞子はタクシーの窓を下げ声をかけた。


  「ねえ!」


 「ん?」


 「まだ教えてもらってなかった」


 「何を?」


 「あなたの仕事と名前、話の途中だったでしょ」


 「ああ、そうだっけ。名前は土屋啓けい。」


 「ねえ、その傷どうしたの?女にやられた?」


 「昔飼ってた犬に喰われた。」


 「賢い犬ね(笑)なんて名前の犬?」


 「ラッキー」


 「それはアンラッキーだったわね(笑)啓の仕事は?」


 信号は青に変わろうとしている


 「仕事は監督!」


 言い終えると同時にタクシーは走り出した。


 「な、なによ監督って!あいつ私のこと雑誌でも見たこと無いなんて言っておいて、やっぱり私のこと知っててからかってたのね。もうアッタマきた!男なんて誰も信用しない!」











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