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実らしたいJKとの戦略ゆるふあバトル  作者: 神崎蒼葉


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2/2

今日も平和な朝

 二階堂春馬《にかいどうはるま》、それが柏木の想い人。

 小動物の様な愛くるしさ、思わず顔を触りたくなる肌、なでなでしたくなる頭部。

 はぁぁ。

 柏木は髪の毛にアイロンをかけながらそんな朝を過ごしていた。

 

「ご飯できたわよ」


 母の声が聞こえる。 

 はーいとアイロンを片付け、リビングには父の姿があった。

 パパおはよ。

 んーん。

 そう言って父が新聞を見ていた。

 

「結菜恋してるの?」


 私が前菜に手を付けていたら母が言った。


「そ、そそんな事ない。忙しいから」


「あら」


「なに?」


「実はママ、パパに猛アタックしてたのよ〜」


 母が微笑んで父を見つめる。

 新聞の持つ父の手が滑りかけていた。


「恋はね、相手を捕まえて離さないくらいの執念が大事よ」


 母の息が心なしか上がっている。

 やっぱりママもそう思うんだ。

 私の計画は間違っていないんだ。

 

「そういえば結菜の学校の近く、最近物騒らしいな。変な不審者が出たら危ないから気を付けろよ」


「うん気を付ける」


 父の目が真っ暗になっていた。

 もし春馬君が不審者に襲われたら大変、私が安全な地下室に保護しないと。

 柏木は朝食を終え、行ってきますと笑顔で家を出る。

 柏木のポケットには、スタンガンを忍ばせていた。


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