狂気のYouTuber
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:(仮)狂気のYouTuber
▼登場人物
●近田朋子:女性。27歳。独身OL。可愛い感じ。腰痛持ち。趣味はYouTube鑑賞。
●山野涼子:女性。35歳。朋子の掛かり付けの病院の先生。実はYouTuber。本編では「演者」と記載。
●甲野春樹:男性。30歳。朋子に付いたストーカー。好きな女性の日常の様子を、写真に撮ってコレクションにするのが趣味。
▼場所設定
●朋子の自宅:一般的な民営アパートのイメージで。
●総合病院:朋子の掛かり付けの病院。
NAは近田朋子でよろしくお願いいたします。
(イントロ+メインシナリオ+解説=3377字)
イントロ〜
皆さんこんにちは。
今回は、
『狂気のYouTuber』
と言うタイトルで意味怖のエピソードをお届けします。
YouTubeは皆さんよく観られるでしょうか?
YouTuberの皆さんは、毎回、大変努力して、
面白エピソードや仰天エピソードなんかをアップしているようです。
ですがそれも度を過ぎてしまうと、犯罪に成り変わる事もあるようですね。
メインシナリオ〜
私の名前は近田朋子。
今年27歳になる独身OL。
朋子「う〜腰イタ…またやっちゃったかなぁ」
私は昔から腰痛持ち。
ト書き〈総合病院〉
山野「まぁ大丈夫でしょう。ちょっとひねっちゃったんですね。痛み止めと湿布薬出しときますから、もしまたひどくなるようでしたらいらして下さい」
ここは掛かり付けの総合病院。
私の事をずっと診てくれているこの先生は、山野涼子先生。
優しくて明るくて、とても信頼できる先生だ。
ト書き〈トラブル〉
でも私にはもう1つ悩んでいる事がある。
朋子「くそ〜、またアイツ私の部屋見てるなぁ」
アパート前をずっとウロウロしてる男。
確実に、私の部屋だけを見つめて来る。
朋子「気持ち悪いなぁ…」
中肉中背の30代で、いつもフードをかぶってて顔が見えない。
そいつは30分から1時間ほどウロついた後、
さっと身を引くようにどこかへ消える。
こんな事がもう数日間続いていた。
もちろん警察にも言ったが効果無し。
朋子「はぁ〜、そのうち引っ越そ…」
ト書き〈YouTubeを観る〉
その日、会社から帰ってYouTubeを観ていた。
(いろんなのを観ながら)
朋子「あーこれ観たかったやつだー」
朋子「あ、これまた再アップしてくれてる!嬉しい!」
朋子「やっぱ音楽はクラシックよねぇ…」
私の趣味はYouTube鑑賞。
演者「はーい皆さんこんにちはぁ〜!今回も『夕暮れの背中チャンネル』をご視聴頂き、本当に有難うございます!ショッキング映像の始まりでーす」
演者「今回もですねぇ、街中で見かけたショッキングな映像をドンドンご紹介していきたいと思います~!かなりグロいモノもあるので、もし気分が悪いよーなんて言う方は、あらかじめご視聴を控えるようにして下っさい!」
朋子「なにこれ…初めて観るわね」
企画動画は別撮りしてる様子。
喋ってる場所はおそらくこのYouTuberの部屋だ。
それにしても変な演出をしている。
顔が判らないよう仮面をかぶり、服装は甲冑のような物を着ている。
でもなかなか面白い。
ちゃんとテロップも出てるし見易いし、
企画の1つ1つも興味深い。
ト書き〈翌日〉
朋子「え?こんな朝っぱらから…」
また例の男がアパート前にいる。
今日は会社で重要な会議があるから早めに出なきゃいけない。
朋子「もういいや!もし何かしてきたら大声出してやる!」
そう覚悟して部屋を出た。
私が出ていった瞬間、そいつは姿を晦ました。
でも暫くすると、あとを付けて来るのが分かった。
朋子「(もう何なのよ!ついて来るなよ!)」
どんどん歩いて行って街中に出て、
人混みに紛れようとした時、私は派手に転んだ。
朋子「あ痛ァ!痛ツツ〜」
ヒールが引っかかったらしい。
別に大した事なかったが、
ずっとあとを付けていたあの男を見て私は改めて恐怖した。
朋子「え…今のってカメラ…?」
そいつはフード付きのパーカーの懐に、
人から見えないようカメラを持っていたのだ。
朋子「(今の撮られたの?)ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
そいつは私と目が合った瞬間、逃げ出した。
ト書き〈トラブル続出〉
でもそれからトラブル続出。
・自転車のパンク
・ヒールがまた引っかかってズッコケる
・頭上から鉢植えが落ちてくる
・打ち水の水をぶっかけられる
更に極めつけは…
朋子「ちょっと、何!?ブレーキ効かない??ヤ、ヤバ!きゃあああ!!」
いつも使ってる自転車のブレーキが壊されており、
坂道を下っていた私は、そのまま派手に電柱にぶつかってしまった。
朋子「痛ぁ〜〜!…ハッ!?」
その時また、物陰にカメラを持つ人影を見た。
朋子「ま、まさか…アイツ…?」
人影はまた走ってどこかへ行った。
ト書き〈YouTube〉
朋子「もう!ムシャクシャするなぁ!」
私はまた気を落ち着けようと、自宅でYouTube鑑賞をしていた。
ト書き〈異変〉
朋子「え…?こ、これって…」
最近チャンネル登録した、あの『夕暮れの背中』動画。
・自転車がパンクして困り果てる女性
・ヒールが引っかかってズッコケた女
・鉢植えが落ちて来てビビる女性
・水をぶっかけられた悲惨な女!
・ブレーキの壊れた自転車で派手にこける女
日常のショッキング映像として、
まるで私の身に起きた事がそのままアップされている。
朋子「これ…もしかして私…?」
でも遠目から映していたので、被害者の女性が誰だか判らない。
自分のような気もするし違うような気もする。
画面に映るYouTuberはやはり仮面をかぶり甲冑を着て、
その正体は判らない。
朋子「このYouTuber…私に付きまとってたアイツじゃないの…?」
でもそれから数日後、ストーカーのアイツは忽然と姿を消してしまった。
ト書き〈事故〉
その3日後、私は大事故に見舞われた。
赤信号を無視して突っ込んできたトラックに撥ねられ、そのまま意識不明。
私は掛かり付けの総合病院に搬送された。
ト書き〈YouTube紹介〉
演者「はぁーい♪今回も『夕暮れの背中チャンネル』をご視聴頂き有難うございます!今度のショッキング映像は今までとはレベルが違い、さ・ら・に、視聴者様の度肝を抜くような、そんなエゲツない仕上がりになっています!」
演者「あそれと、あらかじめ断っておきますが、今回の動画は架空のモノです。『もしこんな事が起きてしまったら!?』と言うタイトルでご紹介するものなので、実際に起きた映像ではありません。その辺のところをご了承の上、架空の中・想像の中で楽しんで頂ければと思います!それでは行きましょう」
演者「『もし酸素吸入が不可欠の患者の酸素の管を、切断してしまったらどうなるのか!?その直後の患者の様子を悉くつぶさに観察してみた!』…」
ト書き〈朋子にトラブル〉
搬送された直後、私は自発呼吸も儘ならない状態だったので、
すぐに酸素吸入が開始された。
しかし或る夜。
その酸素の管が何者かに切断されたらしく、
私の容体は急変し、生死の瀬戸際を彷徨った。
でもその後は奇跡的に回復し、今は一般病棟に移されている。
解説〜
はい、ここ迄のお話でしたが、意味怖の内容は解りましたか?
それでは簡単に解説します。
今回は2つの事件が重なっていました。
1つはストーカー。
もう1つはYouTuberの狂気による犯罪です。
朋子をストーカーしていたのは甲野春樹(30歳)。
この男は朋子の日常に興味を示し、
朋子の普段の行動を写真に撮り続けていました。
でもそれはただのコレクション。
YouTubeに動画としてアップする…なんて事はしていません。
狂気のYouTuberとして、
『夕暮れの背中チャンネル』を運営していた張本人は、
朋子をずっと診察してきた山野涼子でした。
彼女は趣味で動画サイトを運営しており、
新しい楽しみでも開拓してしまったのか、
サイトの盛り上げに没頭してしまいます。
そして朋子に目を付け、朋子を動画のネタにする為、
朋子の周りで様々なトラブルを引き起こし、
それをアップする事で視聴回数を伸ばそうとした訳です。
ストーカーの男もこれらの様子をカメラに撮っていましたが、
同時に山野も人混みに紛れる形で写真に撮っていた訳です。
つまり朋子は、
「2人の人物から日常の様子を撮られていた」
となります。
病院ながら、朋子の住所はデータ保存されています。
だから山野が朋子の住所を割り出すのは簡単でした。
更に山野はYouTuberとして自分の正体を隠す為、
ボイスチェンジャーを使っていました。
男の声に聞こえたのはその為。
又そのせいで朋子はYouTuberを男だと思い込み、
「きっとストーカーのアイツがやってるサイトだ」
と信じてしまいます。
仮面をかぶり、甲冑を着て体型をごまかし、
ボイスチェンジャーで声まで「男の声」に換えていた山野の姿は、
誰が見ても「女性だ」とはすぐに気づきません。
そしてラストの場面。ここでの展開を見れば、
山野が狂気のYouTuberであった事は更に分かるでしょうか。
酸素の管を切断したのは山野。
病院のドクターながら、そんな事も簡単に出来てしまいます。
そしてこのとき朋子を殺さなかった理由は、
今後も更に自分の動画ネタとして使う為。
今後、また更に朋子の身にどんなトラブルが起きるのか?
それを思えば、
「恐ろしい・悍ましい」
と言う形容でもまだ足りないでしょうか。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬




