壊れた神の黙示録〜神の生まれ変わりの俺は人の想いを抱いて再び神となる〜

　神は人間と言う新しい種に世界を託し、自分達はその新たな世界を見守る者として魂として各世界に奉られた。

　神は願っていたのだ。力に固執した我々とは違う世界を見せてくれるのではないかと。
　しかしそれから時は流れ、神達が想い描いた世界なのかと疑問に持ち始める。人間と言う種も、力を持ち互いに傷つけ合うことをする。
　それは、我々神と結局は同じなのではないか。

　そんな想いが、魂となって奉られていた神達に新たな命を授け人間として再度世界に誕生し始める。
　神の血と言われる特殊な血を持つ神の生まれ変わり達は、普通の人間とは違く異能な力を発動する事ができた。

　そして、そんな能力者と同じく突如として異霊空間と呼ばれる怪しげな空間も出現する。
　異霊空間は、魔霊と呼ばれる特殊な能力を持つ霊を誕生させる事ができる空間だった。
　いまここに、能力者と魔霊の異能力バトルが始まる。