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4話:早稲田大学の受験を決める。

 しかしインドはこれから21世紀に人口で中国を抜いて世界1になり

ソフトウェア、ハイテクや多くの分野で世界のリーダが出るだろうと

話した。インド数学を知りたいなら、むしろ理学部数学科で勉強したら

良いと奨められ納得した。そこで数学に注力して勉強をした。その後、

東京工業大学か早稲田大学をめざすと言った。


 高校3年の2学期の成績で東工大合格確率が70%で早稲田大学

合格確率75%の判定がでた。その後も継続して受験勉強を続けたが

受験科目の多い東工大は難しいかも知れないと思ったが11月になり

、東工大と早稲田大学の両校の受験を決めた。やがて年が明けて

1982年、受験の年となった。


 朝、早く家を出て大岡山の東工大に行き1人で受験会場に入り、

落ち着いて受験できたが1982年2月26日に合格発表があり不合格

だった。その後、早稲田大学を受験し理学部数学科に合格し大学まで

徒歩15分の高田馬場のアパートを借りて通うことにした。一方、

ハリッシュは早稲田大学理工学部機械工学科に合格して高田馬場の

近くにアパートを借りた。


 1982年3月21日に高田馬場駅の改札口で佐藤妙子はハリッシュ

と待ち合わせ近くの喫茶店で合格祝いをして雑談をした。その後、

ハリッシュと一緒に早稲田大学の構内を歩き回った。そして新大久保の

外国料理店、食料品店が多いと言い、インド料理店で夕食を食べた。

 次にハリッシュが佐藤妙子に、君はと聞かれ、まだ解らないけれど

数学を生かした材料工学、自動車の安全性などを計算する仕事がしたい

と話した。その後、妙子とハリッシュのアパートが徒歩5分と近く、

近くの喫茶店で良くあうようになり、益々親密になった。


 とある日曜日、一緒に昼食をとって、これからも一緒にデートしてよと

、明るく言うので、えー、良いわ、乗りかかった船だものと大笑いして、

食事を終えて別れて帰って行った。やがて5月の連休になりハリッシュが

うちに泊まりに来いよと言うので5月3、4日と行くと佐藤妙子が答えた。

 4月29日に実家の銚子の家に帰り、おいしい、なめろーを食べて、

久しぶりに食べたけど、美味しいと言うと父が喜んだ。


 そしてハリッシュと高校卒業後も会っているという話をすると、今度、

成田でも銚子でも良いから店に連れてこいと父が言った。佐藤妙子が

了解しましたと笑いながら答えた。実家でゆっくりし、銚子の海に泳ぎに

出かけやっぱり銚子は良いところだと再認識した。5月3日ハリッシュ

の家の千葉に行くと言い、銚子の実家を後にした。


 5月3日、いつもの待ち合わせ場所でハリッシュと落ちあい、彼の家に

向かい、ハリッシュのご家族に挨拶した。そしてハリッシュのお母さんが

、あなたインド料理に興味を持っているのですってと、うれしそうに言い

、今晩も腕によりをかけて料理を出しますからと言った。もし、将来、

あなたに協力できることを楽しみして待ってるわと微笑んだ。

 大学2年になっても学校の夏休み、アルバイトしながら勉強の毎日が

続いた。


 楽しみと言えば付きに1回のハリッシュとのデートで春には

井の頭公園でボートに乗って新宿から小田急を乗り継いで熱海の見たり

して楽しんでいた。やがて夏には実家の銚子に帰り海水浴を楽しんで

秋には学校での勉強に明けくれる毎日だった。やがてクリスマスになり

ハリッシュの家でキリスト教徒でもないが、明るい方が良いと言う

ハリッシュの家の方針でクリスマスパーティをして鶏の丸焼きと

ケーキと紅茶を飲んで盛大に祝った。

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