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悪の組織とその美学  作者: 桜椛 牡丹
第七章 『正義の味方と正義の見方』
302/385

□これまでの登場人物等のまとめ その7

 ヘイ、まとめ一丁!

 いつも通り、章毎の登場人物のまとめ欄になりますので読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

〇ブレイヴ・サラマンダー、又は日向 陽


 今回の物語の主人公的な立ち位置のヒロイン。

 大槍の使い手にして炎の精霊サラマンダーとの契約者。

 ブレイヴ・ウンディーネとコンビを組んで『ブレイヴ・エレメンツ』を名乗っている。

 ココ最近で二人ほど増えた(ただしブレイヴ・シルフィとの面識はない)。


 ニチアサが大好きで特に仮面ラ〇ダーがお気に入りだが、同年代でそのような趣味を話せる相手がおらず(学校でその方面のオタクと知り合いになってない陽キャの中心人物)、たまたま夕焼けの見える公園で大杉 司と知り合って意気投合してから彼と話すのが楽しみとなっている。


 今回の事件について、シャドー・ゴブリンの事は許せないが多少の同情もしている。

 己の生命を捧げてまで成し遂げたい事とは何だったのか。また九九流の組織『陰逸』とはどのようなものなのか。その辺を敵対者として並び立ってからも誰も教えてくれなかったので、若干蚊帳の外みたいな扱いをされているのに納得がいっていない。

 ただ今回は明確に悪が相手であり、あからさまに強者であった為、己の越えるべき壁として倒すことに専念した。


 焼肉の中で牛カルビが一番好き。次いでレバー。



〇ブレイヴ・ウンディーネ、又は水鏡 美月


 心鏡水天流剣術道場の跡取り娘にして現代を生きる剣豪。

 太刀を得物とする水の精霊ウンディーネとの契約者。


 今回の事件で最初にエロ同人誌のような展開を許してしまい、己を恥じて殺してくれと懇願したものの、舌を噛む勇気が出なかった自身に憤りを感じている。

 相方であるサラマンダーを置いて一人で逝くのも間違っていたとは思うが、さりとてあの場で辱められることは死ぬよりも恐ろしい事だと、終わった今でも薄ら寒いものを感じている。


 ダークエルダーの黒雷とは秩父山中の出来事以降会えておらず、己の中の悶々とした感情を持て余し気味。どのような感情かすらも把握できていない為、とりあえず斬り合ってみればハッキリするかと虎視眈々と機会を伺っている。


 焼肉の中ではホルモン系とタン塩が好き。塩ダレにレモンを数滴付けて食べるのがマイブーム。



〇ブレイヴ・セルシウス、又は白百合 冰理(こおり)

 ハンドルネーム:空飛ぶヤ拳ナン骨


 先代の精霊戦士であり、ブレイヴ・フォルテシモの片割れ。

 大槌を得物とする氷の精霊セルシウスとの契約者。

 自称くーるびゅーてぃ。


 陽達の通う学園の卒業生であり、丑寅 辰巳なんでも事務所(ダークエルダーの下請け組織)に所属している何でも屋。普段は喫茶店でウェイトレスをやっており、ほむらとのでこぼこコンビは近所のおじさん達に大人気。


 「氷心、故に絢爛。悪鬼悪霊悉くを打ち潰す!」

 自分の身長程もあるハンマーを振り回しながらも、その少女……白銀のショートヘアーを風に散らすロリっ子はブレることなく。

 威風堂々と白き和装を揺らめかし、自慢の八重歯を見せ付けるように、笑う。

 「冷たき氷の戦士! ブレイヴ・セルシウス!」


 変身前は青白い髪を団子に結って簪を刺したモンペ袴の合法ロリ。ただし腕力・握力は共に並の成人男性よりも上。リンゴはまだ潰せない。


 焼肉の中で好きなのはロースと豚バラ。



〇ブレイヴ・イフリート、又は渦目 ほむら

 ハンドルネーム:上々カルビココナッツ定食


 先代の精霊戦士であり、ブレイヴ・フォルテシモの片割れ。

 変身前は薄いオレンジ色のお下げ髪に丸ぶちメガネ、ピンクの縦セーターとジーンズの良く似合う脱力系女子。

 得物は小さな球体型の飛翔ビット七基。でも実は両袖口と胸元に一基ずつ隠しているため十基。更に本気を出したらもう十基召喚できる。やると疲れるからやらないだけ。


 「ねつじょ~、故にゆうお~。悪鬼羅刹の悉くを撃ち穿くぅ~」

 燃え盛る焔のような髪をお下げ髪に纏め、煌めく丸ぶちメガネのズレを直す少女。

 古き良きセーラー服を身に纏い、最後にくわぁ~っと欠伸をひとつ。

 「熱き焔の戦士~。ブレイヴ・イフリートぉ……」


 「勇気凛々! 氷熱爆凛! 精霊戦士、ブレイヴ・フォルテシモ!!」


 冰理と同じ職場に勤めており、なんなら同居までしている。

 というか付き合っている。互いの親公認で。

 普段は脱力系女子だが、ベッドの上では豹変するタイプ。一度盛ると電池が切れるまで止まらない為、冰理は真面目にYES/NO枕を準備して常にNOの側を表にしている。翌日が休みだと裏返す。


 焼肉の中ではジンギスカンとラム肉が好き。



〇ブレイヴ・ミラクル・スターズ


 ようするに『プ〇キュア・オー〇スターズ』のようなもの。

 55人にまで増える予定はない。



〇トランス・エレメント・マジェスティ


 人としてシンカする方向性をブレイヴ・エスカレーションとするなら、こちらは精霊と一体になる新たなる道。

 ロボットに乗って操縦する行為と、ロボットそのものに変身する行為の差、と言えば分かるだろうか。


 肉体そのものを炎や水に置換してしまう為、割と危険な行為。その置換に関わる根本がルミナスエネルギーなので、神のチカラの一端ともなればさもありなんと言ったところか。

 こんな危険なチカラの源みたいな塊をベルトに嵌めて飛んだり跳ねたりする変態がいるそうなんですよー。



〇コードネーム:ツカサ、又は大杉 司

 ハンドルネーム:マカロニクラゲ


 主人公だけど今回は脇役だった為女装して現れた人。

 登場期間は銀行強盗事件からおでん屋までの間なので、矛盾はしていないはず。


 別系統の忍者ふたりの監修の下、カシワギ博士が全力でサポートした為になんか普通に美人に見える。

 そして美人に見えてしまうので陽達と別れてからはなんか物凄い回数ナンパされた。

 焼肉なんて数年食べてない枢 環による嫌がらせ香水(焼肉の匂いと混ざるとフェロモンたっぷりの甘い香りに換わるという特殊なもの)のせいなのだが、そんな事を知らないツカサはもう二度と女装もナンパもしないと心に決めた。

 普通にトラウマになってる。


 彼が今回、陽達に『ひとかけらの勇気』と称して渡した物は『気功』のみでなく、実はいつの間にか彼の体内に混ざりこんでいたルミナスエネルギーも一緒に送り込んでしまっていた。

 これが実は人魂に悪影響を及ぼすものなので、精霊達はノアに頼み込んで対策を用意していた。

 ……まぁ、その対策も何故か女神の微笑みひとつで全く別物に変えられてしまったのだが。


 焼肉の中で好きなのは豚トロとカルビ。



〇ゴブリン・アサシンズ


 ひとつ。赤い帽子を被った、大仰な篭手を持つ忍者。

 「ドーモ、レッドキャップ・ゴブリンです」


 ふたつ。黄色い外套を羽織る、大仰な具足を履く忍者。

 「ドーモ、イエローマント・ゴブリンです」


 みっつ。青い腰布をはためかせる、大仰な鎧を着た忍者。

 「ドーモ、ブルーベルト・ゴブリンです」


 よっつ。紫色の手袋を嵌めた、大仰な兜を身に付けた忍者。

 「ドーモ、ヴァイオレットグローブ・ゴブリンです」


 そして最後、影に潜み、既に妖刀を失った忍者。

 「ドーモ、シャドー・ゴブリンです」


 彼らこそ、陰に潜むシノビの、更なる陰からやってきた九九流最高峰の暗殺部隊。

 『ドーモ! 我らゴブリン・アサシンズです!!』


 ……とまぁ、特に今後の出番が想定されておらず、ひとまとめで解説してしまおうという五人組。

 元々は暗殺集団なのだが、それだけでは食い扶持とならず仕方なく人身売買に手を出したらコチラの方が儲けが上の為に、複雑な状態となっている。

 なんか便利だった奴隷がひとり逃げ出したとあるが、今後登場するかは不明。


 ちなみに水晶玉を割られた後のシャドー・ゴブリンは精神が丸ごと消し飛んだような状態のため、廃人と化している。


 これでも彼らは魔境である秩父山中を踏破できるだけの腕前はあるし、首領装備を揃えた彼らはほぼ敵無しに近い存在ではあった。

 これが五人で装備を分けるのではなくひとりで纏めて装備していたら、ちょっと最強さんがやる気になって頂上決戦が始まるレベルとなっていたのだが、まぁ兄弟五人組とはいえそこまで仲良しかと問われると……。



呉柳 號斎(くれやなぎ ごうさい)


 かつて九九流忍者集団『陰逸』を率いていた初代頭領。

 復活する予定はなかったのだが、万が一を考えて水晶玉に己の魂の複製を詰めておいたら本編のような結果となってしまった。


 九九流忍術の全てを扱え、唯一禁術も操れる猛者であったが、その秘伝を戦場に居合わせた枢 環に受け渡し、負けを受け入れた。

 何せシシオウ家の末裔が敵として目の前にいる以上、勝ち目なんて万分の一もあるかないかという勝負であったので。



〇ブロッサム中佐


 冰理の父親にして、今回の件を冰理達に依頼した人物。


 ヒーロー達に強くあって欲しいと願っているようだが、その真意は如何程のものなのか……。



〇カスティル=シシオウ


 途中参戦ではあるが、なんでもやれてしまう人。

 今回はツカサの要請を受けて出陣。最強の武力を他人の為に使うとかおもしれーヤツ、とはカスティルの談。

 何せカスティルさえやる気になれば此度の反乱も全てひとりでケリがつくので。

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