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悪の組織とその美学  作者: 桜椛 牡丹
第一章 『悪の組織とご当地ヒーロー』
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□これまでの人物等のまとめ

これまで出た人物や組織の説明等をまとめてみました。本文で絡ませ難い情報も出せるので度々まとめてみようかと思います。


本編は進みませんが、この場でしか出せないような情報等も書いていこうかと思っていますので、一度は目を通して貰うと本編も分かりやすくなるかもしれません。

〇悪の組織 ダークエルダー

 宣戦布告から3ヶ月程で日本の約七割を掌握した脅威の武力を持つ組織。日本という国の完全支配を目標に掲げ、全国各地でソレに抵抗するヒーロー達と戦闘を繰り広げている。支配した後どうするのかは未だ不明。


 組員全員にコードネームが付けられ、お互いにコードネームで呼び合う。本名は基本的に明かさない。また、隠れ蓑として『地域安全保障組織』という名もなき秘密組織を立ち上げており、組員は同時にこの組織にも属している事になっている。コードネームはほぼ共通に近い。


 「今までの習慣を破壊し、国の根本を圧倒的武力により叩きのめす我々は、何よりもまず【悪】でなければならない」と首領自らが豪語し、自分達に何一つ正当性は無いという意味を込めて『悪の組織』という旗を掲げているのだという。


 宣戦布告の日より前からこの組織は存在し、全国各地のあらゆる場所で人材のヘッドハンティングを行って秘密裏に勢力を増し、潜伏させ、一斉蜂起させる事で国へと大打撃を与えた。3ヶ月たった現在でも裏ではダークエルダーに所属しているという人物が増え続けており、それには大物政治家や世界的大企業の上層部等も含まれる。



・『地域安全保障組織』

 ダークエルダーとしての活動中に、どうしても身分を明かさねばならない場合等に用いられる架空の組織の名前。実態はダークエルダーの隠れ蓑であり、構成員も皆ダークエルダーの人間。


 極秘に国の認可を受けた(現状この国の政府機関はほぼダークエルダーの手中の為、マッチポンプのようなもの)対ダークエルダーを掲げる秘密組織。悪の組織を追う秘密組織を悪の組織が立ち上げるという、よく分からない事態の産物だが、一応他の対抗組織やヒーロー達からの接触が期待できるため、無意味ではない。



・武力制圧以外の侵略方法

 現在支配下へと置かれた地区で、かつてダークエルダーに逆らっていた者達は、ほぼ全員がダークエルダーの矯正施設へと送られていた。その場所では、口に出すのも恐ろしい体験が待っていたという。

 矯正施設帰りの者達曰く、「あそこ入れられたが最後、もう二度とダークエルダーに逆らおうという意志を無くす」との事。



・ダークエルダー特製矯正施設

 組織に対し反抗的な人物を矯正する目的で設立された施設。中ではあらゆる設備が備えられており、日夜獲物が放り込まれるのを猛獣の如く待ち構えている。


 先日送り込まれた憐れな社畜は、人懐っこい猫や犬に揉みくちゃにされた後、全身の疲労を回復させるという秘湯に漬け込まれ、ムキムキなオカマ達に整体マッサージをされ、聞き上手・話し上手なカウンセラーによってメンタルの調子を整えられて夕方には帰宅した。翌日社畜が出社すると、会社の全システムが改善され、同僚に笑顔が戻り、給料や賞与も今までに見たことも無い額だったという。



〇コードネーム:ツカサ、又は大杉 司(おおすぎ つかさ)(本作主人公)

 どこにでも居る特撮オタク。ブラック企業勤めが嫌で退社にダークエルダーへと入社した。全国各地へ向けた武力制圧が一段落した後、誰もが嫌がる前線への転勤を願った変わり者。本音は「本物のヒーローと出会えるし戦えるから」。


 カシワギ博士と出会い、黒雷の変身ベルトを手渡された装着者。現状は全身黒タイツの戦闘員と、戦闘員よりずば抜けた戦闘能力を持つ漆黒の戦士『黒雷』と、秘密組織の構成員としての大杉 司の顔を使い分けて生活している。今後更に増える可能性大。


 好物はクリームシチュー。苦手な物は虫全般。

 最近の悩みは、たまに妹に連絡をとっても素っ気なく返されてしまう事。



・黒雷

 ツカサがベルトを使用し変身する漆黒の鎧の戦士の名前。過度な装飾は一切なく、胴体から四肢に流れるように金色のラインが引かれている。仮面には雷をモチーフにしたであろう二本のアンテナのような角と、赤紫に輝く大きな目が備わっていて、凛々しくも禍々しい雰囲気を醸し出している。


 最近になってヴォルトという雷の精霊の相棒ができた。元々黒雷自身にも電撃系の能力は備わっているらしいのだが、ツカサは発動させる事ができなかった。しかしヴォルトと共に行動する事でその力を借り、ようやく自由自在に電撃を操る事ができるようになったのだ。使用武器は一対の真紅のトンファー。



・雷の精霊ヴォルト

 カシワギ博士よりツカサに預けられた雷の精霊。気難しい性格らしいのだが、ツカサには懐いたらしい。


 鳴き声は【■■■■■■■】。解読不能。



〇カシワギ博士

 元は初老を迎えた男性。しかし幼女好きが行き過ぎて、自らの身体を幼女へと作り換えた。ダークエルダーの頭脳とまで呼ばれる天才(へんたい)にして、ツカサ達の所属するダークエルダー支部の支部長。


 組織の兵器開発を一手に担っており、ダークエルダーの主戦力である防御力特化の全身黒タイツや怪人スーツ、黒雷のベルト等を作ったのも彼女である。しかし、たまに趣味で変な物を作っては支部の人間を実験台に使うのであんまり尊敬とかはされていない。



〇カゲトラ

 ツカサの同期で同じ戦闘員。ツカサの相棒を自称する筋肉自慢の男。いちいち筋肉を主張するポージングをしてきて大変ウザイと評判。

 運動神経はいいしそれなりに器用なので怪人スーツの着用者に選ばれる。が、戦績は悪い。というか従来の怪人スーツではヒーローに太刀打ちできる程のスペックがないので、仕方の無い部分もある。



〇ゲンさん&マツキ

 ツカサの前にいた支部でツカサと共に活動していた人達。気のいいおっさん先輩と後輩の僕っ子。今のところ再登場の予定は無い。



〇ブレイヴ・エレメンツ

 本作のヒロイン枠でありツカサ達の天敵。悪を倒す正義の味方として、ダークエルダーを目の敵にしている。他の情報は一切不明であり、変身者や裏にどんな組織がいるか等も分かっていない。



・登場時名乗りテンプレート

 一人は赤色を基調としたバトルスーツのようなモノを纏う、真紅の髪を靡かせる長身の女性の大槍使い。

 一人は青色を基調としたバトルドレスのようなモノを纏う、淡い青の髪を結った小柄な女性の刀使い。


 「熱き心は焔の如く!並み居る悪をぶっ飛ばす!

猛き炎の戦士!ブレイヴ・サラマンダー!」


 「心の水鏡は刃と成りて。写る悪を切払う。

静かなる水の戦士。ブレイヴ・ウンディーネ」


 「「尽きぬ勇気は希望の光!」」


 「「精霊戦士!ブレイヴ・エレメンツ!!」」



・ブレイヴ・サラマンダー

 ブレイヴ・エレメンツの片翼。炎のエレメント能力を操る、真紅の髪の大槍使い。力担当。


 一人称はオレ。口調も性格もどこか男っぽい。

 好物はスイカ。苦手な物は小さな待ち時間。

 最近は髪を伸ばそうか考え中。



・ブレイヴ・ウンディーネ

 ブレイヴ・エレメンツの片翼。水のエレメント能力を操る、淡い青髪を結った長髪の刀使い。技担当。


 一人称は私。常に敬語でどこかお嬢様っぽい。

 好物は天ぷら全般。苦手な物は大型犬。

 たこ焼きを見るとあの怪人を思い出すらしい。



・「エルゥ!」と鳴く謎の怪生物

 唐突に飛来し閃光を発して消えた謎の生命体(?)。

 ブレイヴ・エレメンツに味方しているようだが、詳細はさっぱり分からない。ツカサ達の間では「閃光玉」と呼ばれている。



〇夕焼けの公園の二人組

 夕陽が綺麗に見える丘の上の公園でツカサが出会った、地元の学校の制服を着た二人組。


 一人は、少し茶髪がかった短めの髪と、年相応より豊かな胸が特徴の長身の少女。一人称はオレ。特撮が好きなようで司と話が合いそう。

 もう一人は、長い黒髪を結った年相応より控えめな胸が特徴の小柄な少女。お嬢様っぽい。物静かに佇んで相方を諌めるストッパー役。


 彼女達は何者なのか、いつ名前が出されるのか、それは今後に期待してください。

もし人物の抜けとかあったら申し訳ないです。後から追記するか、次のまとめの機会に書くかどっちかで対処します。

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