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総合学習の時間

あああああ...(悶々としています)


本日5月19日僕の通う高校において。

その7時限目、総合学習の時間...もとい、ただ僕が頭を抱えて悶々とするだけの授業が行われました。


担任教師が手に持ったプリントを廊下側の列から配り始める。この時点で僕らにはまだ「総合の時間」であることという情報しか与えられていない。各自机の上のペンケースを弄ったり、前後で話したりしていてまるで緊張感が無い。

もちろん僕も含めてです。


担任が僕のいる一番窓際の列の前まで来てプリントを手渡した。最前列なので人数分あることを確認して一枚取り、後ろに回す。


ひっくり返す。名前を書く。

次の瞬間の僕の心の声は「うっわぁ(笑)」。


うっわぁ(笑)


紙の上半分は二年生が総合の時間に一年をかけて小論文を完成させる。というようなもの。

問題はその下。明らかに『将来就きたいと思う職業、やりたいと思っていること』の欄がある。


「あああああ...」


この類の質問は進路希望調査票の外でも僕を苦しめる。


自分の就きたい職業に関連するテーマを設定しろって。

...テーマを設定する前に進路を決めなきゃいけないじゃないですか(笑)!!

それにこれ期限あるんですね。うん、来週ね。調査票よりも早いじゃないですか。


あああああああああ...。


全ては僕に決断力が欠けているせいである。


なんというか、悪因悪果でした。



このエッセイの粗筋にもある通り、僕は小説家になりたいということを自分の進路として定められないでいる。

それは自分の文才に失望しかけている結果とも言えるし、僕が部活にも行かないで毎日学校の閉まるまで残ってぼんやりとしている原因でもあります。


理系にいながら無理に文系のカリキュラムを受けてまで、一種の賭けである文学部を目指す度胸も無ければ。

作家という夢を更に遠ざけて理系に特化しようとするほど、僕にはそれ以外に魅力的な目的というものがない。


強いて言うならば...どちらの妥協策とも言える丁度良い中途半端をいくのなら、それは教師という道である。

趣味として小説を書きながら得意分野を活かすと言えば聞こえはいいが...良いのだが。


なんでこんなに悩む必要があるんだろうか...僕は...。

もういっそ偉い人かスーパーコンピューターが決めてくれればいいのに。


決められたところで納得などいかないのでしょうけど。

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