特殊能力
最近の小説とか漫画とかアニメとか映画とか、『特殊能力』を持つ主人公が多いような気がする。
てか多い。
とは言っても、かの有名なワン○ースやドラ○ンボールは(そもそも『最近の漫画』の例ではないのかもしれないけど)主人公が何らかの能力を持っているにしても、それは特殊ではなく、世界観としてそれは当たり前のことなのでここでは話さないとして。
僕が例としてあげたいのは、幽霊が見える、時を止めることができる、動物と言葉を通わすことが出来る、とか、そういう類のものです。
書店の『新刊書籍』のコーナーに並ぶものの多くが、幽霊とか妖怪が見えるとかそういう類で、うーん...と疑問を持ってしまう。(田舎の本屋なので偏りがあるだけかもしれないけれど)
オカルトや特殊能力が嫌いとかじゃなくて...なんか...中途半端。
というのも、大体が登場人物には特殊能力がある、というものだけで終わっている。そこでキャラが固定されている。
その能力さえあれば誰にでもできるような発言や行動や思い付きをキャラの個性としていると、どうしても読む方もキャラを浅く見てしまう。というのが問題点。
能力は人物にとって、プラスアルファであり、あくまでもその一部に留めていた方が面白いと思うのです。
という、個人的な意見でした。