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詩集 迷い道

ハンバーガーショップ

作者: 小日向冬子

午後の陽射しが差し込む

ひとけのないバーガーショップ


日常から寄り道

帰りたくない

まだ戻りたくない


オーダーは

ゲンジツからちょっとだけ

逃避するためのコーヒー

野菜多めにカスタマイズのハンバーガー

ヘルシーなジャンクフード


牛肉のパティとチーズ

あきれかえるほどの矛盾を

バンズに挟んで

トマトソースで全部まとめて


一気に口に押し込んで

力いっぱい咀嚼しろ


こんなもの

ごくりと呑み下してしまえばいい



午後の陽射しが傾いていく

ひとけのないバーガーショップ


なんだか視界がぼやけてるのは

喉に詰まってむせたから

絶対そうだから

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