誕生日
こんにちは皆さん。
私は、ルリア・ノア・ツェペェシュと申します。
転生したような、して無いような、よくわからない感じがしますが、
今は元気に過ごしています。
今日は私の誕生日なのですが、〝原初の吸血鬼〟の家系として恥じないように、
お父様と、お母様から武器などをもらおうとおっもt、、、、、。
「、、、、、きて、、、、、お、、てく、、、おきて、、、起きてください!」
「!!?だ、だれ!?」
目の前に立っていたのは自分の髪と目と服を黒くしたような少女だった。
「とういうかここどこ?」
「ああ、ここはマスターの魂をもとに勝手に作った部屋です」
「なんて?」
「まぁ、それは置いといて、、、、」
「置いとかないでよ!とういうか誰なの?」
「それを言おうとしたのですが、、、、まぁいいです。
私はスキル〝辞書〟。マスターのアシスタントをします。
気軽に先生と呼んでください」
先生って、、、フレンドリーなスキルだな、、、、、。
「うん。分かったよ」
「理解が早くて助かります。
私とリンクすることによって思考能力の上昇を計りたいのですがよろしいでしょうか?」
「うん。いいよ」
辞書なんだからリンクすれば、いいことしかないだろうしね。
「では、、、、、、はい。完了しました。主なスキルは、
『公になっている森羅万象ありとあらゆるものの知識を獲れる』
『その場においた、最も良い未来になるための演算』
などですね」
なにそれ、、、チートじゃん。こんなスキル持っている自分が怖い。
「あ、そろそろ時間なので起きてくださいね」
「え、、?それってどういう、、、」
そこで私の意識は途絶えた。
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ここは、、、、、あぁベッドの中か、、、
さっきのなんだったんだろ、、夢かな、、、、。
『違いますよ』
、、、、、夢じゃなかった。
なんだろう夢であってほしい自分がいるんだけど。
『ひどいですね。とういうか誕生日なんでしょう?』
ああそういえばそうだったね。
無駄に長い廊下を歩いてると、
「おはよう」
「あ、お父様おはようございます」
お父様が現れた。
お父様は、マルキア・ノア・ツェペェシュです。
位は侯爵、職業は、王宮筆頭魔術師なのですが、テンションが妙にウザイ。
よくお母様も、目が笑ってない笑顔をしています。
とてもすごい人なのですが、ウザイです。
「ところで、ルリア。何が欲しいんだ?」
「〝原初の吸血鬼〟の家系として恥じないように、武器が欲しいです」
「じゃあ、レーヴァテインのレプリカでいいだろう」
「え?お父様今なんて、、」
気が付いたらいなくなっていた。
多分転移魔法で移動したんだろうけど早すぎだよ。
まぁ、、、いっか。
「はぁ。やっとどっかいったわね」
「あっ、お母様おはようございます」
お母様お母様の名前はカーミラ・ノア・ツェペェシュです。
「ところで何が欲しいの?」
「風読みのメガネが欲しいです」
風読みのメガネとは、どんな本でも数秒で読めるのだ。
ずっと前から欲しかったんですよ。
「わかったわ」
よしこれで欲しいものはゲットできる!
『よかったですねマスター』
今日はいい日になりそうです。