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私から離れないでね?

「……ひーくん……」


ん?なんだ寝言かよ。


「大好き……」


ってゆうか、この言葉間に受けてる俺がいる。


俺はそっと夏美の頭を撫でる。ちょっと触っただけなのに、その手には夏美の体温が感じられた。


「夏美」


「なぁに?」


そっと名前をつぶやくと、いつの間にか起きていた夏美が返事をする。


「なんでもない」


「残念」


目は潤んでいて、呼吸も荒い。


「何が?」


「告白かと思った」


「アホ」


「あはは」


無理に笑う夏美が愛おしく感じられた。


「しゃべってないで寝てろ」


「うん、寝るからその代わり」


「ん?」


「手繋いでいて?」


「わかった///」


「私の所から離れないでね?」


「うん」


夏美はそっと目を閉じる。


俺はそっと手を握る。


俺、理性持つかな?

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