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偶然の出会い

この小説を見つけていただきありがとうございます!(笑)


自分自身、初の作品となりました!


沢山の皆様に読まれて頂ければ

これ以上に嬉しいことはありません。

毎日平凡な日常を過ごしている、ごく普通の高校生がいた。


高2になったばかりの高木 圭祐だ。

高木は水泳部で日々部活に励んでいる。


特に、なにかがずば抜けているということはなく

勉強も、スポーツも、まぁまぁ出来る程度。


彼女も出来た事がない。


少し天然で、たまにとんでもないボケをかますことがある(笑)

性格は穏やかで、平和に行こうよ♪というような人である。


よし、オレの紹介はこんなものかな。


そして、学校も紹介しておいた方がいいかっ。

たぶん皆さん、学園とかを想像するだろうね〜。

けど、違うんだ。


ここは学園でもなければ私立などというお高い学校でもない。

んじゃぁ、公立?


などの疑問を投げかける人がいるかもしれない…。


しかし違うのだ…。




ここは…、




工業高校なのさ。




だから男ばかり。

つまり、彼女なんて作れっこないぜ (泣)


それに男子とばかり絡んでるから女子との絡みかたさえも忘れてしまった。

悲しいだろ?(泣)


オレはそんな高校へ入学してしまったのさ (泣)




そして、なんの変化もない平凡な日常を過ごして一年が経ち。

高校2年生に。



このまま2年生、3年生もなんの変化もない平凡な日常を過ごして卒業するんだとずっと思っていた。




まさか、ある事をキッカケに女子と絡むことになるとは、今は思ってもいなかった。



そして話はここから始めよう。




キーンコーンカーンコーン

2時間目の授業終了のチャイムが学校中に鳴り響く。


「はぁ〜、やっと終わったぁ〜。

1時間まるまる使って中テストはないわー。」


「なにその中テストって(笑)」


話しかけてきたやつは隣の席の

藤村 隆司である。


こいつとはかなり仲が良く、硬式野球部で、

創院学院という野球の強豪にスカウトされたのにアッサリ断ってうちの学校へ来た、

クラスのムードメーカー的存在の面白いやつで、たまに喧嘩もするけど、憎めない性格の持ち主なのさ。


「だってさ、1時間まるまる使ってテストとか小テストの規模超えてるだろ。だから中テスト、みたいな?(笑)」


「ハハハ(笑)ウケる(笑)

んじゃぁ、定期テストは大テストか(笑)」


「ま、まぁ。そうなるな(笑)」


くだらない話をしながら

次の授業の準備をする。

しかし、次の授業がなにか忘れたオレは隆司に聞いてみる。


「あれ?次の授業ってなんだっけ?」


「次は実習だよ。

そろそろ頭ボケてきたのか?(笑)」


「いやぁ〜、わしゃ最近ボケが激しくての〜(笑)って!ちゃうわっ!(笑)」


そう言って隆司の頭をグリグリやる。


「痛い痛いっ(笑)ごめんなさぁーい!(笑)」


そう言ってオレから逃げようと教室を一目散に逃げていった。


痛いとか言ってるわりには笑ってるとか、ドMかよ!


そう思いながらオレは隆司を追うように教室を後にし、隣の実習棟へ準備物を取りに行く。


しかし、オレは気づいたのだ。

実習の時間なにを持っていけばいいのか聞いてなかった事を!


「あれ?なに持っていけばいいんだっけ!隆司に聞

くの忘れたー!しかも今日は実習棟の庭に集合

じゃんっ!」


まぁ、とりあえずオレは早歩きでなにを持っていけばいいか分からぬままロッカーへとりあえず向かった。


その移動の最中に、一際目立つ女子2人の男子1人という3人組を見つけたのだが、これが可愛い子で目線がロッカー方面からその子に釘付けになってしまった。


「ヤバっ!あんな可愛い子居たんだ!どこの科の子

なんだろ〜?」


のちに隣の隣のクラスの同じ機械科の大宮 瑠華だと知ることになるのだが。


しかし、ガン見してて、バレるのは嫌なので目線をロッカー方面へ戻す。

けど、その前に時計を見る。

あと、5分後には集合しないと間に合わない時間だった。


「あっ!ヤバイ!急がないとっ!遅れるとか恥ずかしい。」

先生に怒られるからじゃなくて、そっちかよっ。


そう言いながらオレは集合場所の庭まで急いで向かった。

しかし、重大なミスを犯した。ロッカーへ行くのを忘れてしまったのだ。


そうとも気づかす庭へ。


「あぁー!やっちまった!焦っててロッカーに行くの忘れた…。」


けど、戻っている時間がなかったので、ため息をつきながらしぶしぶ庭へ。


庭にはもう皆集まっていた。


しかし、大勢いる中で

一際目立つやつがいた。


あれは、オレの友達の小谷野 宏月という、ノリがよく面白いやつなのだ。

おまけに筋肉がすごくてがっしりとした体型のやつで、

悔しいがけっこうイケてる顔で、

そんで部活内ではお互いがライバルと認め合っている仲でもあるのだ。


そこでオレは宏月(通称:つっきー)に準備物がなにかあったか聞いてみることにした。


「お〜い、宏月〜。」


「なんだ?」


「なんか実習に必要なのあった?」


これまたイケてる声で、


「圭ちゃん、今日はなにもいらないよ〜」

笑顔で答えてくれる。


相変わらずカッコイイやろうだぜ

そのカッコイよさを少しくらい分けてほしいわー、

とつくずく思う。


「あ、そうなのかっ!よかったー!」


「なんかスゴイ喜んでるね(笑)」


「だってさ、わざわざロッカーまで急いで行ったというのに、時間がなかったっていうので行くの忘れて来たんだぜ(笑)」


「ぶっっ(笑)バカやん(笑)いずれ天然記念物に

でもなるんじゃないか?(笑)」


「天然記念物とかって、オレもはや人間じゃないや

ん!(笑)」


「あ、そっか(笑)」


おいおい、天然はお前なんじゃないのか?

オレは心の中でツッコんだ。


そして、そんな会話をしているとある光景を目にした。

そう、ロッカーへ行く途中に会ったあの子だ。


こちらに向かって歩いてる。

その姿からはかなりスゴイオーラを放っていて、

誰も話しかけられるようなレベルじゃなかった。

つまり、可愛すぎるということだ。


でも、なぜここへ?

もしかしてオレと同じ実習があるからこっちに来たのか?

いや、そうとしか思えない。


そして、その子の隣にも可愛いオーラを放っている子がいた。

見た目は、清楚で控えめな性格のいい女の子ってとこかな。

そして、モテそうな可愛らしい顔をしている。


おまけに背が高く、スタイルが良いい。



2人の可愛さから見ると、なぜ工業高校に入ってきたのかとすごく疑問に思う。

そして、オレはなぜ一年間少なくとも過ごしてきたのになぜ気づかなかったか。

ちょっと後悔した気分だ。



そして、隣には男もいた。


見た感じ幼く見える。

背がそこまで高くなくヤンチャって感じだ。

まぁ、イケメンというレベルではないなと少し安心した。


「なぁ、あの子可愛くないか?」

オレは興奮気味に宏月に言った。


「オレも思ってた。けっこう可愛いよな!あの2人

さ。ってかさ、1年生の時から可愛いと評判だっ

たよな。」


「え!そうなのか!今日初めてあの子達知ったんだ

けど・・・。」


「え、お前気づくの遅っ!少なくとも1年間は同じ学校に居るのに1年経った今気づくなんて・・・(笑)」


宏月は、コイツ大丈夫か?というような何とも言えぬ顔でこちらをじっと見ている。

そして、宏月はこう言ってきた。


「ちなみにさ、オレ達以外が黙って見ていると思う

か?」


「ん?あんだけいい顔してるんだから周りもどうせ

狙ってるんだろ?」


「そうそう。けどな、あんだけスゲーオーラ放って

る分さ、直接接するやつは拓海しか居ないさ

さ。」


「え?拓海って誰?」


「あぁ〜、そういや言ってなかったな。あの2人と

一緒に歩いてるやついるだろ?あいつが阿部 拓

海だ。」


「んー、拓海かぁ〜。あの子達と一緒に歩くとかム

カつくな。」


「まぁな(笑)」


「それと、あの背の高くてスタイル良い子が千葉 みくるちゃん。んで、あの真ん中歩いてる一際モデルのようなオーラを放ってて、気の強そうな子が、大宮 瑠華ちゃんさ。」


おぉおぉー!なんか可愛い名前じゃんか!

少しばかりテンションが高くなったオレはもっとあの子達を知りたくなったのだ。


「おぉ!なんか可愛い名前じゃんか!あとさ、彼氏居るの彼氏?!」


心の中で彼氏だよというオチは辞めてくれと、密かに願っていた。


「あぁー、それはオレにも分からないんだなぁ」

宏月は残念そうに言ってきた。


気にはなるが、ひとまず彼氏だよというオチを聞かずに済んだ事に落ち着くオレ。


「ってかさ、宏月イケメンだからいけるんじゃな

い?」


「は?オレがイケてるだと?断じてない。」

急に真剣な顔つきになり、否定してくる様はまるで

遊んでた警官が、いきなり警部が来てビシッとするのと似ていた。


「ハハハ(笑)自覚していないのか(笑)」


そう、こいつは誰が見てもイケてるだろうと言われそうなのだが本人はまったくそう思っていないのだ。

まぁ、自分でイケメンだと思っているのならそれはそれでウザいから良いのだけどな(笑)


「自覚もなにも、イケてないっす!あ、けどオレあ

の子達と絡んだことないからどんな子なのかは詳

しく分からなくてさ。」


「あ、ないんかいっ!」

正直意外だった。あいつから話しかけなくても話かけられそうな顔してるのに。

なぜだろうか。


「うん(笑)あとさ、拓海はハッキリ言ってウザ

イ。」


「なんで?」


「あいつ馴れ馴れしいし、ちょっかいかけてくるか

らさぁ〜。」


「あぁ〜、なるほどね。」


しかしオレはこの時いい意味で取った。

どんな風にかと言うと、いつも3人一緒だからあいつと仲良くなればあの子達とも仲良くなれるんじゃないの?と思った。


「けどさ、あいつと仲良くなればあの子達とも仲良くなれるんじゃないか?」


宏月は呆れた顔で

「ならあいつと仲良くなってみろよ。」


「お、おし!仲良くなってやるわ!(笑)」


「おーう、ガンバ〜。」


そうして、立ち去って行った。


おそらく、これがあの子達と接するやつが居ない理由なのだろうと思った。

まぁ、とんでもないオーラを放ってるってこともあるだろうけどな。



そうしてこの話は終わった。


でもオレはなんでこんなにあの子達に興味が湧いてるんだろうな。

この時のオレには知るすべもなかった。


そして、3時間目を知らせるチャイムが鳴り、オレは皆のとこへ集まった。





ふぅ、ひとまず1話目を無事!書き終えることが出来ました!

僕自身、小説を書く側として小説と携わったのは初のことなので、上手く書けたか分かりません。

面白いと思って頂けたかも分かりません。


しかし、自分なりに一生懸命書かせて頂いたので

読まれて頂だいた方へ感謝の言葉を言わせて下さい!


僕の作品を読んで頂き

本当にありがとうございます!


これからも、読んで頂ければ嬉しいです。

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