成功=才能
ガキの頃、よく聞いた言葉がある。
「やればできる!」
「できるまでやればいい!」
「できるまでやらないと努力と言わない!」
みたいな言葉だ。
でも、できなかった。
いくらやってもできなかった。
そのたびに自分で自分を責めた。
具体的には以下のように。
"やればできる"
↓
"でも自分はできない…"
↓
"じゃあ自分は努力が足りないってことか…"
↓
"努力なんて誰でもできるはず…できない俺はダメ人間だ!"
↓
"こんな俺なんて大嫌いだ!"
でも何とか生活していった。
「やればできる!」と信じながら。
そのたびに失敗して自分が嫌いになりながら。
そんなある日、頑張りすぎてぶっ倒れて体が動かなくなってしまった。
そこでようやく気付いた。
「ただ単に俺が体力という才能がないだけじゃないか?」
「体力だけじゃなくて他も才能で決まるんじゃないか?」
考えてみれば「やればできる」なんて眉唾だとわかる。
両手両足のない人が大谷翔平のようにMLBで活躍できるか?
生まれつき知的障害を抱えている人が東大理三に合格できるか?
無理に決まってる。
そして物事は0か1ではない。
"超才能ない"~"超天才"の間がいくらでもあるはずなんだ。
そして多分俺は才能がないんだ。
だってこんなに頑張ってもできないんだもの。
大体努力でどうにかなるんなら、世界は大谷翔平やイーロン・マスクやアインシュタインで溢れてるわ!