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7.砦6(男共と蘇生)

 全員着衣を整え終わったのを見計らって


「あの桶はどうする?、通常は何に使っていたんだい?」

 と桶を指さした。


 ルイーズ「中身は捨てましたけど、どうしましょうーか?」


 ロジーヌ「何時もは、水を入れたり、食料を入れたりしてました」


 ナディア「ちょっとまずいですわ」


 マリルー「私は大丈夫です~」


 レーヌ「何が?大丈夫なの?」


 サラ「燃やしちゃいましょー」


 ルイーズ「そうね、実験で燃やしたって事にすれば良いです」


 ナディア「ですわー」


 サラが桶に近づいて行った。


 サラ「≪バーンファイヤー≫」

 ・・ボッーと言う音と共に黄色の炎が桶の下から上がった。


 ルイーズ「サラさんのその魔法便利ですねー」


 マリルー「私も早く使えるようになりたいです~」


 サラ「これ、戦闘ではいまいちなんですわ、ファイアーアローの方が使えますわ」


 ナディア「そうなんですかー」


 桶が燃えて炭になった。


「じゃ、そろそろ男性陣を呼んで来てくれ」


 マリルー「分かりました~、呼んで来ます~」


 ロジーヌ「貴女はいいわ、私が呼に行きます」


 マリルー「何でですか~」


 ロジーヌ「いいから」

 そう言って扉から出て行った。


 マリルー「何でですかね~?」


 サラ「貴女がよく転ぶからじゃないの?」


 マリルー「そうなんですか~」


 しばらくしたら、男性陣が砦の中にぞろぞろと入ってきた


 辺りを見回しレーヌの姿を見つけた

 オーブリー「うぉ、やっぱりレーヌが生き返ってるじゃねーか」


 エルネスト「天使なんだからそれくらい出来るんじゃねーのかよ」


 レーヌ「はい、このとうり生き返りました」


「ロジーヌさんが呼びに来た時と同じに、女性陣からいい匂いがするんだけど・・・」

 177cm程度、鶯茶色髪、ブラウンアイ、知的顔、皮鎧に枯茶からちゃ色のサーコートを着て、盾を装備している男が言った。


 オーブリー「やっぱり、エドモンもそう思うか」


 エルネスト「何かやったな?」


 ロジーヌ「秘密です、詮索は止めてください」


 全員が砦に入った所で

「レーヌは生き返らせた、残り3人だけど、どうする?」


 オーブリー「もちろん、頼むから生き返らせてくれ」


「「お願いします」」


「条件は、君達の今此処に有る全部のお金、装備を見せる事、知っている情報、だが」


「今持っている限りでよろしいのですか?」

 鶯茶色髪の知的顔で、盾を装備している男が言った。


「もちろん、今現在、ここに有るのだけでいい」


「「分かりました、お願いします」」


「では、最初に、そこに一列に並んでくれ」


 ナディア「あれをやるんですか?」


 ルイーズ「うふふふ」


 サラ「ちょっと楽しみだわ」


 マリルー「わ、私も~?」


「女性陣は静かに! 極秘事項に触れる」


「言い直そう、全員、女性陣も含めて、そこにチーム別に横一列に並んで、名前と職業を男性陣だけ言ってくれるか」


 ぞろぞろと全員横一列に並んだ


「オーブリー・ボランだ、ファイターだ、白金の冒険者チームアダマンの星の頭をやってるぜ」

 178cm程度、天色あまいろ髪、アンバーアイ、精悍な顔立ち、紺鼠こんねず色のサーコートからはみ出した部分は金属を張り付けた皮鎧が見える盾と剣を装備した男。


「クレマン・デュトワ、アダマンの星のシーフ職・・」

 168cm程度、藍墨茶あいすみちゃ色髪、イエローブラウンアイ、おとなしそうな顔、漆黒しっこく色の装束の衣装の声が小さい男。


「エルネスト・ラフォレ、アダマンの星のレンジャー」

 172cm程度、撫子色髪、グレーアイ、ちょっと神経質そうな顔、殆ど皮鎧で一部金属を張り付けた皮鎧を着て弓で俺を狙った男。


「ロジーヌ・ラロシュです、アダマンの星、アーチャー」


「女性陣は聞いたので、飛ばしていいよ」


 ロジーヌ「・・・すみません」


「気にする必要は無い」

「飛ばすの面倒だから、序に女性陣ももう一回、サラから続けて」


 サラ「はい、サラ・ラロシュです、アダマンの星のメイジですわ」


「エドモン・ダヴィド、銀階級のドラゴンの牙のファイターです、アホなチーム頭はそこに横たわっています」

 177cm程度、鶯茶色髪、ブラウンアイ、知的顔、皮鎧に枯茶からちゃ色のサーコートを着ている男が指をさした。


「ルイーズ・デュナン、ドラゴンの牙のプリーストよ」

 ウィンクしてきた。


「レーヌ・ブフィエです、ドラゴンの牙のアーチャーになります」


「ナディア・ダントンです、ドラゴンの牙のファイターですわ」


「マチアス・カバネル、ファイターです、鉄階級の最強エレメンタルの頭です」

 182cm程度、茜色あかねいろ髪、ゴールドアイ、爽やか顔、芥子色からしいろのサーコート以外は、手足に皮を巻いただけの物を着ていて盾と剣を装備している男。


「ロマン・フェーヴル、最強エレメンタルのファイターっす」

 170cm程度、紺碧こんぺき色髪、グレーアイ、ほの甘顔、深緑色のサーコート以外は皮を巻き付けて剣を装備している男。


「マリルー・クレマンです、最強エレメンタルのメイジになります」


 どういうわけか、お尻を手で押さえて立っている。

 やっぱりお尻が強力な武器なのか??www


 マチアス「後の二人はそこに死んでます」


「わかった、チームとしては、3チームなのか、白金とか銀とか鉄って? まぁいいや、後で聞く」


「取り合えず、死人を一人を連れて来て」


 高位階神聖魔法は使わない方がよさそうなので、一人ずつに使用だな


 何人かの男たちが一体の死体をこちらに運んできた。


「少し離れて」


「≪リザレクション≫」

 ・・パァァーーーーンンと言う音と共に木漏れ日のような淡い紫光が天上より降り注ぐ・・・・死体を包み込んだ、光の中をキラキラした物が螺旋階段を下りる様にいくつか舞い降りてきた。


 その光景を見た何人かが息を飲んでいる。

 死体の胸と腹が大きく膨らんで呼吸が始まった。


 エドモン「エドガール、生き返ったか?」


 ルイーズ「エドモンもう少し待ってあげて、少し時間が必要よ」


「次、連れて来て、もう一人も、少し離して、並べて」


 面倒だから、連続でやる


 一瞬躊躇してたが、男たちが、死体を運んできて、少し離して並べた。


「≪リザレクション≫」

 ・・パァァーーーーンンと言う音と共に木漏れ日のような淡い紫光が天上より降り注ぐ・・・・死体を包み込んだ、光の中をキラキラした物が螺旋階段を下りる様にいくつか舞い降りてきた。


「≪リザレクション≫」

 ・・パァァーーーーンンと言う音と共に木漏れ日のような淡い紫光が天上より降り注ぐ・・・・死体を包み込んだ、光の中をキラキラした物が螺旋階段を下りる様にいくつか舞い降りてきた。


 連続技だw


 二人の胸と腹が大きく膨らんで呼吸が始まった。


 皆、静かに時が経つのを待っていた。

【所持金】0

【ゲーム内通貨】10万金貨以上

【使用魔法】

火属性:第2位階:≪バーンファイアー≫:発生系、対象の足下から火を出現させる

神聖属性:第8位階:≪リザレクション≫:対象を生き返らせる。

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