始まる!!?
ストックつきた
1万7k字で気力がつきる男
「アル、昨日は魔法使えたんだって?すごいぞー、アルは天才だな」
「ありがとう。父さん今日はどんな稽古するの?」
「そうだなー「スラッシュ」はできるようになったし少し難しいスキル見せてやろう!」
「うん!」
稽古は剣術スキルと魔法と交互にしていった。
そうして4回目の剣の稽古の日、俺に春が訪れた・・・
「よし今日もスキルの稽古をするぞ!」
「はい、父さん!」
「すいませーん、ガルナさん」
「おお、これはこれはジールさんどうかなさいました?」
「いやー娘が最近ガルナさんと息子さんの稽古を見てやってみたいと言ってまして、Aランクのガルナさんにタダで教えてもらうわけにはいかないので、なにか必要な物や欲しいものはありますか?取り寄せしたいと思っているんですが、どうですか?」
「いえいえ、いっしょに稽古するくらいいいですよ」
「いえいえ、私とて商人の端くれですから、なにかもらってもらわないと気がすまないんです」
「はは、わかりました。では、最近息子も大きくなってきましてね、服とかでいいですか?」
「わかりました!では、息子さんに合いそうな服を用意しておきます。アル君なにかほしい服ありますか?」
「えっ、うーん。動きやすい服?」
「わかりました。楽しみにしといてください」
「はは、よかったなアル。ジールさんはすごい商人だからきっといい服だぞー」
「ガルナさんそんなハードル上げないでください。期待はしておいていいですけどね」
「さて、稽古するか、アル挨拶しなさい」
「僕はアル。3歳だよ。よろしくね、えっと・・」
「エミリ。3歳。」
「ああ、よろしく。エミリちゃん」
「うん、よろしく。わたしアルくんよりもつよくなるから!よろしくおねがいしますガルナさん。」
「ああ、よろしくねエミリちゃん。アル!抜かされないようがんばれよ。はっはっは」
「はーい」
俺より強くなる????
本当にいってるのかこいつは???
<かわいいですね。アル様にはもったいないです>
いやたしかにかわいいけども
このピンクの髪の毛をポニーテールにしてるとことか?
うすピンクのくりくりの目とか?
とても稽古やるようにはみえないんですけど??
やっぱ異世界はこんなかわいい子にも武道をやらせるのか・・・
「えい!」
エミリの剣から衝撃波がでだだだだ???
「おおすごいなエミリちゃんそれは「スラッシュ」だね。見て覚えたの?」
「うん。がんばってけんふってたらでたの!そしたらもっといろいろなの、やりたいっておもったの!」
「そうかそうか。アルも負けてられないな!」
「う、うん」
ガチの天才児やん・・・
俺なんかスキルに頼りまくってるというのに・・・
<確実に才能はエミリ様のほうが上ですね>
<。ユニは全部できるよ?>
うるせえ!俺は才能がねえですよ!スキルに頼ってばっかですよ!
「アルくんのもみして」
「わかったよ」
「スラッシュ」
「む、わたしのよりおっきい」
「まぁ僕のほうが先輩だからね」
「がんばる」
こうして、正ヒロインが稽古に加わり俺の修行フェイズは過ぎていった・・・
もちろん俺はスキルをばんばんユニに使わせて連動することでスキルを習得していった・・・
悲しい
魔法はお母さんから魔力をもらわないとできない事になっていたので魔力消費の多い魔法は
打つことができずにエミリばかりがどんどん先に進んでいった。
もちろん俺は見ただけですべてよーのおかげで使える。
さらに異世界小説でよくみる重力魔法や魔力をそのままぶっぱなす魔法など
ためしてみて余裕で使えた。
エミリにだけはこっそり俺が魔法を使える事を教えてあげた。
え?なんで親に言わないでエミリに教えるかって?
秘密を共有したほうがフラグが立つだろうが!!!
そんな感じで10歳になった時・・・
「おいアル学校でもいくか?」
「え?どうしたの急に。学校って?」
「ああ、お父さんのコネでな王都のほうに学校があるんだがそこに息子さんを入学させないか?って話がきていてな。まぁほとんど俺が教えることは終わったし。学校でもいって友達でも増やしたらどうだ?」
正直学校は行きたいがどうせ貴族とかいるんだろ王都とかいってるしめんどくせえ
「あ、そういえばエミリちゃんはもう行くって言ってるらしいぞ」
「いく!!!」
エミリを一人でいかせるわけにはいかねえ
エミリは俺の女だああああ!!
「そうかそういうと思ってもう荷造りは準備しておいた。お金も100万エルほど入れといたし大丈夫だろ足りなくなったら冒険者でもやって稼げ!はっはっは」
「そんなに!お父さんお金あるんだね!全然働いてないからお金ないんだと思ってた」
エルというのはお金の単位でだいたい1エル1円くらい100Lとかって書かれてることが多い
「アル・・・そんなふうにお父さんを思っていたのか・・・」
「まぁまぁお父さん。アル君、お父さんはね昔いっぱい働いたからもう働かなくていいくらいお金もってるのよ?お父さんはすごいんだから」
「そうなんだ。どんなお仕事?」
「冒険者だ!」
「冒険者でそんなにお金たまるものなの?」
「お父さんはAランクでなSランクにも手が届きそうなほどだったんだ!でもな母さんと二人で安全に田舎で暮らそうって話になってな今がある!」
「へぇ、すごかったんだー」
「ああ、それからなあの時は~」
まぁ全部しってたけどな・・・
変な雰囲気にしないようにするのが大変だぜ
それにしても学校かー最近前世の事が思い出せなくなってきてな
いまの生活が気に入ってるからかなー
「じゃあ、明日からだから。いってらっしゃいだ、アル」
「え?」
「あまり怪我させちゃだめよー。他の子はアルみたくつよくないんだからねー」
「は、はい母さん。じゃあ明日に備えて寝るよおやすみ。」
「「おやすみ」」
明日からかよ・・・
まぁいいか
<いよいよ井の中のドラゴンが解き放たれるわけですね>
え?だってエミリだってあれだけ覚えられたんだから他のやつだってあのくらいできるだろ
<はぁ、何を言ってるんです?エミリ様は特殊ですよ>
そうだったのか・・・飲み込み速いしセンスもいいしなかなかできる
もんだなあって思ってたけどエミリってどのくらい強いんだ?
<冒険者でいうとBくらいはありますね>
え?えええええええええええええええええええ
まだ10歳だぞ?
<Bランクたたかってギリギリで勝てるくらいなのでAランクではないですね>
エミリもチートなのか・・・
<まぁアル様がそう望んだからでしょうけどね>
え?
<<よーがつよくした?>>
<<YES>>
<<NO>>
そういう事かよ
いやー身近にそんな天才がいるのかと思ったよ
じゃあ普通の女の子がたまたま俺という規格外の存在のせいで
チートになっちゃっただけみたいな?
<そう望んだのでしょう>
いやーたしかにね稽古に着いていけなそうになった時
もっとつよくなれ頑張れ!
とか思ったけどさ
てか勝手に発動してるわけ?
<<よー、アルのため?>>
<<YES>>
<<NO>>
そういわれると弱るなあ
最近確認現れないなあと思ったけど勝手にやってたわけ?
<<よーあやまる?>>
<<YES>>
<<NO>>
もういいわ好きにしろ
俺が困るようなことはするなよ
<<よー、アル好き>>
<<YES>>
<<NO>>
はいはい
コンコン
「ん」
エミリが部屋に入ってきた
「ねぇ、アルちょっといい?アルのお母さんに許可はもらったから」
「え?まぁいいけどなに」
「外にいきましょう」
「うう、寒いな」
「寒いね」
「で、なんだよ明日から学校いくからその話か?」
「それもあるんだけど、違うの。学校いったらいろいろ忙しくなるでしょ?だからね、これからよろしくって事を伝えようと思って」
「なんだよ別にそんなこといわれなくたってよろしくしてやるよ」
「もう。違うの、ああめんどくさい!目つぶって!」
「え?ああ、はいよ」
ちゅ
ほっぺに唇の感触があった
「じゃあ、そういうことだから」
エミリは顔を真っ赤にして走り去っていった・・・・
ませがきさいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
めっちゃかわいかった。ごちそうさまです。
惚れたなあれは俺に惚れてるな。
<ハーレム要因4人目ですね>
いや一人目だから!!!
一人目だからあああああ!!!
正ヒロインって感じしてきたな
ああかわいいよエミリかわいいよ
<精通しないでください猿になりますよ>
いや、しねえよ
そういうんじゃないんだよ
こう、なんだ・・・
恋って感じで最高なんだよな
明日から楽しみだな!
最後にステータス確認でもするか!
<はい、アル様のステータスです>
名前:キリエラ・アル
種族:人間
LV:70
体力:S+
マナ:Z
力:S+
防御:S+
速さ:S+
魔力:S+
魔防御:S+
器用:S+
運:S+
スキル:
「剣技lv10」「体術lv10」「火魔法lv10」「水魔法lv10」「土魔法lv10」「風魔法lv10」「光魔法lv10」「闇魔法lv10」「身体強化lv10」「全耐性lv10」
特殊スキル:
EXスキル:
「テン」「よー」「ユニ」
魔法極めちゃいました!
7年の修行の成果だ
そりゃ魔法極めちゃいますよ。
だって俺ですから。
<ひえっ>
ひえっじゃないんだよ!
いいだろうが!ここまでステータス伸びたら自慢したくなるだろうが!
特殊スキルってのがよくわからんかったが
これからやっと俺の俺による俺のための俺TUEEEEEEが
始まるぜ!!!!!
学園編さん・・・きて・・・
俺たちの冒険はこれからだ!
スキル全部かけないからetcで!笑