王子様?
「勘当されたって、何をしたんだ?」
「特には何もしていないのですが・・・その、私は正妻の子ではないので、それで様々な嫌がらせを受けてきたのですが、お父様は私を庇ってくださっていました。しかも少し強めに。その事も気に入らなかったようで、お父様が居ない隙に私は追放されてしまったのです。」
「うん、それ勘当じゃないね。君、あ、えっと何て呼べばいいかな?」
「私の名前はミリス、ミリスモノテイラでございます。あなた様のお名前はお伺いしても?」
「ああ、俺はアル。アルスでアルだ!ちなみに国王をやっている!ドヤ!」
「こ、国王!それは、大変失礼いたしました。」
「あ、まだ国じゃなかったかも、確か国になるにはなんかいろいろ条件が必要でそれをそろえてる最中だったわ。」
「さ、さようでございますか。確か、城壁と民と軍事力が必要であったと思います。」
「うんうん、城壁は適当に作ったし民も奴隷で増やしたし、あとは軍事力かードラゴンならいっぱいいるんだけどな。」
「ド、ドラゴンでございますか?」
「うん、なんか忠誠を誓ってくれてさ、俺は素材を取りに行っただけなんだけどね。まぁ素材はいっぱいとれたからいいけど。鱗とか」
「そ、そうでございますか。」
「あ、敬語とか気にしなくていいよ。俺ら同い年っぽいじゃん?結構大人びてるねミリス」
「そ、そうかしら?ありがとう。ではお言葉に甘えさせていただきますね。アル’君’?」
「ははっ、なかなかいいね。君なんてつけられたのは久々かも。あれ?初めてか?あんまり親しい友達とかいなかったからな。」
「そ、そうなの。じゃあ私が初めてね?ふふっ」
「ミリスは行くとこあるの?こんなとこもあれだし俺のとこくるか?最近ダンジョンもできていい感じなんだよね。ちょっと難易度高いけど。」
「それじゃ、お邪魔させてもらおうかしら。どのあたりにあるの?この辺りには他に国らしきものはなかったはずだけど」
「ああ、大丈夫ちょっと遠くにきてたんだ。もっと西の方だよたぶん。」
「そうなのね。どうせ行く当てもなく近くの街に降ろされて終わりだったから何処へでも私を連れていって?王子様」
「うーん王様なんだけどなあ。まぁ王子様もかっこいいしいいか。んじゃ、<転移>」
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「え?ここは?」
「ここが俺の国′エルヴィー′国(予定)だ!」




