奴隷買い・竜の鱗ショック
今日は直接俺が奴隷を買いに行くことにした。
「俺の’交渉術(物理)’にかかればちょちょいのちょいと奴隷を集められるわ!」
「その、交渉術とやらを見てみましょうか・・・」
「そんなこいつアホだな。みたいな目で見るな!飽きたらテンに譲るわ」
「交渉のまねごとをしてみたい子供みたいですね。」
「まだ10歳だ!!」
++++++++++ある国の奴隷商++++++++++++
「いらっしゃいませ。(む、この高そうな服を着ている子供に、あきらかに一歩引いてついてきているメイドの女・・・これはいい商売ができそうだ、ニッコリ)
ん、んっ、いらっしゃいませ、わが商会は初めてでございますね。本日はどのような奴隷をお求めでしょうか?メイドでしょうか?それとも子供の奴隷でしょうか?どれも質のいいものをそろえております。
」
「そうか。じゃあこの<竜の鱗>で安い奴隷は何人かえる?こっちは数が必要なんだ。あ、欠損や病気があってもいいぞ、とりあえず数がいる。そとに馬車は用意してあるからとりあえず全部見せてくれ」
「え、ええと・・・うちはお金のみの取引なんですが・・・」
「ああ、そうだろうな、でも竜の鱗だ。めったに出回らないものだから高く売れると思う。そうだなあ。なあ龍の鱗ってどんくらいの価値がある?」
「はい、現在竜の鱗はほとんど出回っておらず、竜の鱗1枚で金貨5枚の価値があります。傷がついていない美品ならば金貨7枚ほどの価値になります。」
「おお、そうか。というわけだ。まぁ最低でも金貨5枚の価値はあるというわけだ。んんーそうだなあまぁ手数料も考えて金貨4枚として考えてもらいたいんだがどうだ?ちなみに優秀なものをやとって手に入れたものなので美品に近いと思うが。それが10枚ある。金貨にして40枚分と言う事だな。どのくらい奴隷を集めれる?」
「ゴクリ・・・わ、わかりました!すぐに集めさせます!確認ですが、高級な奴隷はお求めではないでしょうか?つい先日エルフが手に入りまして、お値段は張りますが・・・金貨30まいです。」
「ほお。いいな。じゃあ追加で10枚だしてやろう。合計で20枚だ!さぁ奴隷もってこい!!!」
「は、はいいい!!!ただいまあああ!!!!」
奴隷商の男は走って扉の奥に消えていった。
「ふっ、どうだ?俺の交渉術カッコ物理量作戦は?」
「なかなかいいと思います。ただかわいそうですね。今の価値は金貨7枚以上になると思いますが」
「ああ、そうだな。これから世界中、といっても近い国だが、そこら中に竜の鱗をばらまくからな。価値は下がるだろう。だから俺が直接高速で移動していろいろな場所にいって売りつけているんだ。スピードが大事だからな。」
「これなら私が出る幕はないですね。値段を言うだけです。皆、大量のお金の魔力に目を奪われています。いままでほとんど出回っていなかった竜の鱗。それが一気に世界にでるとは誰も思わないでしょう。しかも、こんな世の中の事が分からないような子供がそれをやっているのですから、さらに気づかないです。」
「一言よけいだな!!!まぁまだ数万まいの鱗があるからな。使うのは1万枚くらいにしてあとは国の防具に使うか。意外と竜の鱗に価値があって余裕だ。普通の商会にも売りつけるからな。あとでこの国の商会にもいかないと。」
「すでに、部下をいかせております。足元を見られてもいいから売ってこいと言っていますので大丈夫かと。」
「おお!ついにお前にも部下ができたか!最近奴隷が増えたからこっちにも回ってきたか!」
「はい、国のほうはだいぶ人手を割いていますので、大丈夫です。」
「そうかそうか。だんだんと形になってきたな。俺の国!!」
「あとは、ダンジョンを作ればほぼ完成です」
「ダンジョンか・・・意外とポイントを貯めるのが大変で放置してたわ。人が増えたしポイント増えてるかなー」
「ええ、かなりの量が増えています。ダンジョンに戻って確認してみてください。」
「おお!まじ!楽しみになってきたな!」
「お、おまたせしました!!!!格安奴隷、欠損や病気あり、100人、普通の健康奴隷、70、最高級奴隷のエルフ1人!おまたせいたしましたあああ!!!はぁはぁ・・・エルフ、挨拶しろ!」
「ご主人様。この度はお買い上げいただいてありがとうございます。エルフ族の「シー」です。よろしくお願いします。風の魔法が使えます。」
「ど、どうでしょう!このエルフは森で捕まえてきたもので。まだ誰にも買われたことがありません!ぜひお楽しみください!」
「ああ、この体でなにを楽しむかはわからんが、有効に使わせてもらうよ。それとこんなにたくさんの奴隷ありがとう。ついかで3枚プラスしとくわ。エルフも質良さそうだし。」
「はっ、はい!ありがとうございます!!!(いやあ儲けた儲けた!欠損や病気も買ってくれるなんてありがたい!あいつらの餌代も安くはないからな。必要最低限しか挙げていないが、普通の奴隷といっしょに付けられてしますとどうしようもない。売れないだけでゴミ同然だ。それを全部押し付けたけど、必要と言っているのだから大丈夫だろう!いやあ儲けた!竜の鱗はさっきちょっと調べたら本当に金貨5枚の価値があったし、こんなものども鱗が金貨1枚でもおつりがくるわ!!はっはっは!!!)
では、この契約書にサインおねがいします!」
「ああ、そうだ支払いは竜の鱗でいいんだよな?」
「はい!竜の鱗23枚でお願いします!(ふん、金貨で示したら竜の鱗が7枚で売れた時に返さなければいけないからな!ばかなおぼっちゃんだこと。ふっふっふ)」
「はい、じゃあ竜の鱗23枚ね。まいどあり~」
「はい、こちらこそありがとうございました!!!またの来店おまちしております!!!」
「はい、じゃあ皆馬車にのってくれ~そんで国の外にレッツゴー。」
国の外に連れ出した奴隷をとりあえず、欠損と病気を治して、国に転移させた。
治したときにみんな泣いて喜んでたね。エルフのシー?だっけそいつも驚いた顔してたな。
あいつはかなり優秀そうだし。役職なんかつけるか~
そんな感じの奴隷の爆買いをいくつかの国で済ませて、鱗の販売も行って奴隷と金を大量に手に入れた。俺は国に帰ってきた。
さぁ。次はダンジョンに手つけるか!
もちろんその後、世界の市場にばらまかれた、大量の竜の鱗によって市場はあれ、いくつかの店は潰れてしまう。後の世に語られる。「竜の鱗ショック」で市場はあれた。ただ冒険者などは安く竜の鱗の装備が手に入って喜んだという。冒険者の死亡数が少し減ったとか、減らないとか。
ちょくちょく生き返る予定。




