冒険者になる
ここが冒険者ギルドか
荒野の町とかの酒場にあるあの押すだけで入れる
扉を通り中に入るとすごい酒の匂いだ昼間から酒をのんでる奴らがたくさん
毎日冒険してるわけじゃないか
さぁ受付はかわいい女の子かな!
「おい坊主。ここはおめえみてえなガキが来るところじゃないぜえ、がはは」
うわ。うぜえよっぱらいだ斬るか
さすがにやめておこう俺は我慢ができる大人
<10歳ですね>
いや精神が大人だから・・・
「おいおい。無視かこれは大人への敬意がたりねえなあ?ゲップ」
「おい、あんたやめな子供相手に怖がってるじゃないか」
いやいや全然怖がってないですけど!!
こんなやつワンパンで倒せますけど!!
「大丈夫かいボウヤ。なんで冒険者ギルドにきたんだい?」
まぁやさしいお姉さんに免じて許してやろう
「冒険者に登録しにきた。ナンクアヒレエ国から旅できたんだ」
「へえあそこから来たのかいさぞ大変だったろうえらいねえ」
「うん、じゃあ受付するから」
「はいよ。もしわからないことがあったら教えてあげるからねいつでも聞きにきなよ」
「うん。ありがとう」
子供だとめんどくさいな早く大人になりたい。せめて体が大きくなれば舐められないのに
<<大きくする?>>
<<YES>>
<<NO>>
いやここでいきなり大きくなったらダメでしょ
NOだよNO
受付するか
赤い髪で赤い目のかわいい受付だったやったぜ
「冒険者登録と身分証がほしいです」
「はい。ではこちらに名前と出身国を書いてください。書きながらでいいので聞いておいてください。冒険者ギルドで登録を行うとギルドカードが作られますそれが身分証のかわりにもなりますので今回はギルドカードの発行ということで承ります。発行には5000エルがかかりますがありますか?」
「はい。5000エルです」
「はい。ありがとうございますこちらがギルドカードになります。初めはランクFからで依頼を一定こなすと昇格試験としてギルドが依頼を紹介するのでそちらを達成すると昇格となります。依頼にもランクがあり基本的には自分と同じランクの物しかうけられません。」
「ただしギルドが大丈夫だと判断できる場合には依頼を受けることができ、達成すればそのランクに飛ぶ事ができます。また常時依頼と言う物があり常に素材を依頼の完了品として受け付けている物もあります。高ランクになると依頼の料金アップや宿泊代の一部負担、素材買取の値段を上げるなどの得点もあります。貴重な戦力をギルドにとどめておくための制度です。」
「おいおいそんな説明いらねえだろこんなガキによお。ハッハッハ」
「以上で説明を終わります。気にしないでいいからね?何かあるかな?冒険者アルさん?ニコ」
「!ありがとうお姉さん。素材の買取ってどこでやってますか?」
「隣の建物が解体所になってて、あそこのドアでつながってるよ」
「ありがとう!あっお姉さんの名前はなんですか?」
「私はサーラよ。頑張ってね。依頼を選んであげましょうか?」
「大丈夫。素材を売ってから依頼を見てみるよ」
「そう。じゃあまたねアル君」
「うん。ばいばい」
ふっ子供の魅力でメロメロだったな
<ギリギリ犯罪ですね>
いやなにが犯罪なんだ!まだ10歳!