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ひらがなタイトル

まよねーず

作者: 雪つむじ

何も考えなくて済む

そんな思考を含んだ

指向性があって

嗜好性に富んだもの


油と

油と油と油と

あぶらの塊


ねっとりとした瓶から

手掴みでほじり出したそれを


僕たちは口に運ぶ


そこに嫌悪感がないなんて

どうかしてる


まるで世界の終わりみたいに

電気を消すように

スイッチを押すように


ただ一つに麻痺した感覚は

夜な夜な冷蔵庫の扉を開けて


パンや

キュウリや

焼きそばや

何だっていい


その

ただ空腹を満たすという行動に

快感を付け足す行為は


とても官能的で

否定されるべきもの


その一口は

何キロカロリー目だい

大体ね、怒られるんだ。

味が台無しだって。


ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] こんばんは。 「否定されるべき」とか言っておきながら、マヨネーズ愛に溢れる作品ですね、なんて(笑)
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