〜打合〜
城の道を歩いて王様の下へ歩くクリスとサキ
そして、大広間についた。
広間の真ん中のテーブル
そのところで、何かを見ている王様がいた
クリスとサキが来たことに気づいた王様は
近づきながら言ってくる
「来てくれたか。まぁ、いろいろとご苦労様。こっちに来てくれ」
クリスとサキをさっきのテーブルに案内する
その上にあったのは、一枚の地図だった
「なんで地図を見てたんです」
サキが王様に聞く
「とりあえず、私の話が済んでから質問するように」
「はい、分かりました」
そして、王様は話を進めていく
「一日で戦いが済むなんて思いもしてなかった。
それなのに、負傷者の数はこっちが上回っていると言うのに
嫌な戦いだったよ。
まぁ、これくらいにして本題だが、戦いが終わってからあいつらは引き返したそうだ。
多分、城に戻ったんだろうね。でも、何しに来たのかは分からぬままだが・・・」
「質問、いいですか」
話の終わりと感じたのか、サキは質問する
「フェリはどこにいるんです」
思い出したように、王様は話し出す
「フェリは、戦いが始まる前に、帰ってもらったよ。
あの子にはまだ見せてはいけない世界だからね・・・説得に何時間要したか・・」
「たしかにそうですね・・・」
気まずい雰囲気が漂う
「他にもいいですか」
「あぁ、どうぞ」
「さっき見てた地図は」
「あぁ、地図はあいつらの道の確認。そこから行き先の判断さ。
それで、あいつらは戻ったんだ」
「そうですか」
その間のクリスは、何の話をしているのか分からないみたいな顔をしている
「あのさぁー・・・」
クリスの言葉を聞くサキと王様
「さっきから何の話してるの?」