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大闇子闇  作者: 元爺
31/51

〜只歩〜

水の国「ウォリシアス」

その名の通り、陸地よりも川や湖の面積が広い

そのため、陸地には小船が浮いており、人が渡っている


そこを歩き続けるクリス一行

幅1〜2メートルの陸地を

グニャグニャとグルグルと歩き続ける

近づいては離れての繰り返しだった


「全然着かないね・・・」

すぐ目の前に見える城をめざして歩いているが

道が道だけにサキは言葉をもらした

そんなサキに知っているような雰囲気で

「だって、普通は小船で行くんですよ」

フェリはサキに言う

「だったら、小船で行こうよ・・・

 ほら、ちょうどそこに小船あるんだし」

クリスは近くの小船を見た

「え、あ・・・それはちょっと嫌です」

フェリはちょっと困ったようにしている

「なんで?」

サキとクリスが同時に聞く

「だってその・・・小船に乗るとクラクラするというですか

 乗っていられなくなるということになるです・・・」

あせりながらフェリは理由を話す

「(それは・・・船酔いだな・・・)」

クリスとサキは同じことを思った

「仕方ない。歩くか」

「そうだね。そうしよう」

この言葉にフェリはホッとしたようだ

そしてまだまだ歩き続ける


どれくらい進んだのだろうか、まだ着かない

「そう言えばさ、あっちはどうなってるんだろうな」

「あっち?」

クリスの発言にフェリとサキが聞いた

「フェリのとこ」

「あぁ、確かにね」

「多分ですね・・・まだ探し続けてるですね

 ここまで来てるなんて思わないで」

「ふーん、それでいのかね・・・」

話をしながらまだまだ歩く


そして、やっと着いた

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