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大闇子闇  作者: 元爺
21/51

〜計明〜

フェリの計画、それは・・・


十回目の朝、フェリが城を抜け出して、クリス達が

王様に、「私達がやります」と言って、フェリを追う


こんな、簡単でばれやすそうな計画だった。


この計画を聞いたクリスは

「で、できるの?」

フェリは何でも知っているように

「できますです。

 今日みたいに、朝私は抜け出せましたし、

 クリス達のことは信じてくれますです」

クリスは

「なんで?」

フェリが答える

「クリス達が捕まったのは、私を人質にして

 何かをするのだと勘違いし、私が訳を話して

 やっと出してくれたので、お父さんはきっと

 クリス達のことを信じてくれますです」


(フェリを縛っていたのが、捕まった理由だったんだ・・・)


クリスは、自分達が捕まった理由を理解し、肩を落とした。

「王様が俺達を捕まえた理由が、それだったか・・」

フェリは心配そうに

「協力してくれますです?」

クリスは立ち直って

「わかった、協力してやる」

フェリは嬉しそうに

「ありがとうです

 では、十日後の朝、よろしくです。

 あっ、それと連れ戻すのが遅いと、

 勘付かれるので、早く移動しますよ」 

「最後にいいか?」

「なんです?」

「なんで、城を出たい

 姫という立場が嫌? それだけじゃないはずだ」


そう言ってクリスは、宿屋にもどった。

その隣では、クリス達が牢屋に入れられる

原因を作ったサキが隣で寝ている。


(十日後か・・・)

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