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大闇子闇  作者: 元爺
13/51

〜爆終〜

吹き飛ばされたクリス、

首より垂れ流れてくる血、

闇より迫り来る敵。


クリスは負けないと思って、フォールションを構える。

そして、再び切りかかってくる敵

さっきと同じ金属音が鳴り響く

力を入れたために血の出が強くなった

(このままじゃ また 吹き飛ばされる)

そう思ったクリスが見たものは、

敵を2人倒して、クリスが今戦っている敵の後ろにいるサキだった。

(サキはもう倒したのか・・・

 すごいな・・・

 負けられないな・・・)

そう思ってクリスは大爪を押し返す。

そうしている内に、サキはまた札を2枚取り出して

敵の背中に貼り付ける。

そして、右手の指をこすり合わせ火花を起こした。


爆発


敵は吹き飛ばされ

クリスに(おお)いかぶさり、吹き飛んだ。

クリスも一緒に吹き飛んだ。


「大丈夫?」

吹き飛んだクリスに向かってサキが言った。

クリスは上に乗っている敵をどかして立ちながら、

「なんとか大丈夫、

 それより、何したの?」

サキはクリスに近づいて

「もう一つの私の武器で爆発を起こしただけだよ」

そう言いってサキは微笑んだ。

クリスもつられて微笑んだ。

その二人に、


「あのぅ・・・」


横から声がした。

クリスとサキは横を向いた。

「あの ええと 

 ありがとうです」

そう言ったのは、

上から落ちてきた少女だった。


暗い闇昼(あんちゅう)の中で出会った少女は

疲れていたのか、その場に倒れこんだ。

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