お隣さんでしたか
さて、どうしましょう?
今日にかぎって…いえ、私のバカ!
くぅぅ…助けてぇーシータっ!
カメラに助けを求める私。
なぜって?
「──シャッター押せねぇぇえ」
朝、まではよかったの。
まではね、でも、
腕ねちがえちゃった、起きるときに。
ある?普通、あると思う?ないよね、普通!
「いったぁぁあい!」
「七瀬、シャッターの心配ではなくペンの心配をしろ!」
「…ん?どうしてです?先生」
パチコーン!!
教科書で、頭たたかれた!
「授業どうする!?」
「…あ、忘れてました」
ま、いいんですけどね!
何度のループでおぼえましたよ!
これは、覚えておくべきだと思ったんで。その分、楽です。
どうしよー、シャッターどうしよー
す、す、スチル!スチル!スチル!
撮れない、撮れない、ど、ど、どうしよう?!
でも、スチル最近発生しないんですよね。
なんてったって、ヒロインいないから!
うぅむ、どうしたものか!
「ははは、七瀬さんおもしろいね」
隣さんから、話しかけられました。
キラキラさんですか、攻略対象者でしたか、お隣さんでしたか、気づきませんでした!
「はぁ…ども」
「俺、手伝ってもいいよー?」
「イエ、ノンヘルプ」
「あはは、おもしろいね!やっぱり」
「イエ、そんなことはないと…」
「で、七瀬さん!俺の名前知ってるっけ?」
唐突ですな、君!
「二宮攻ね、覚えてね」
釘刺された!
「ども、二宮氏」
「あはは、おもしろいね!でも、攻ってよんで。」
こいつぁ、攻めタイプだな。きっと、ほら、
名は体をあらわすっていうし?